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産業機械12社を比較【2026年】

DMG森精機・グローリー・栗田工業・三井E&S・ジェイテクト・ホシザキ・荏原製作所・カナデビア・マキタ・タダノ・アマダ・ナブテスコを、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。

ひと目でわかる違い

  • 30歳換算年収が最も高いのは栗田工業(⁠約750万円)。
  • 残業が最も少ないのはカナデビア(⁠月12.3時間)。
  • 有給取得率が最も高いのはホシザキ(⁠84.5%)。
  • 売上の伸びが最も大きいのはホシザキ(⁠1.77倍)。

数字で比べる

DMG森精機グローリー栗田工業三井E&Sジェイテクトホシザキ荏原製作所カナデビアマキタタダノアマダナブテスコ
働きやすさの点数74.6点(⁠S)74.5点(⁠S)73点(S-)71.9点(⁠S-)69.1点(⁠A+)69点(A+)68.8点(⁠A+)66.9点(⁠A)65.3点(⁠A)63.3点(⁠A-)61.4点(⁠A-)53.1点(⁠B)
平均年収905万円(⁠43.3歳)839万円(⁠42.8歳)1,002万円(⁠43.3歳)802万円(⁠40.2歳)773万円(⁠41.4歳)789万円(⁠44.4歳)980万円(⁠43.1歳)830万円(⁠43.9歳)753万円(⁠39.8歳)695万円(⁠40.8歳)742万円(⁠44.6歳)715万円(⁠42.6歳)
30歳換算年収約678万円約635万円約750万円約642万円約603万円約577万円約737万円約613万円約608万円約549万円約540万円約544万円
月の平均残業未公表17.1時間15.6時間未公表未公表18時間23.7時間12.3時間未公表未公表15.8時間22.3時間
有給取得率未公表未公表未公表未公表未公表84.5%未公表78.1%未公表未公表83.3%未公表
平均勤続年数17.2年18.8年16年16.3年17.2年16.6年13.2年13.8年16.5年15.1年14.3年14.2年
売上高5,150億円3,401億円4,029億円3,532億円1.92兆円4,859億円9,583億円6,452億円7,776億円3,495億円4,374億円3,079億円
売上に対する利益の割合5.5%(⁠税引前利益)5.6%(⁠経常利益)14.4%(⁠税引前利益)12.7%(⁠経常利益)1.4%(⁠税引前利益)11.6%(⁠経常利益)11.6%(⁠税引前利益)2.1%(⁠経常利益)13.9%(⁠税引前利益)4.3%(⁠経常利益)10.5%(⁠税引前利益)7.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.30倍1.50倍1.40倍0.61倍1.35倍1.77倍1.59倍1.46倍1.05倍1.70倍1.40倍1.03倍
従業員数(⁠単体)451人3,139人1,677人2,284人11,109人1,157人5,489人4,088人3,435人1,755人2,842人2,186人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

各社はどんな会社か(⁠点数順)

DMG森精機 74.6点(⁠S)

DMG森精機は、5軸加工機、複合加工機、マシニングセンタなどの工作機械をつくるメーカーです。1948年に奈良県大和郡山市で森精機製作所として設立され、ドイツの工作機械メーカーGILDEMEISTER(⁠今のDMG MORI AG)と提携・統合してきました。

いまの状況:2025年の連結受注額は5,234億円で、自動化比率の向上や大型機の需要増で、工作機械の受注平均単価は7,960万円に上がりました。

グローリー 74.5点(⁠S)

グローリーは、通貨処理機や、セルフサービス機器をつくる会社です。電子決済サービス、生体認証ソリューション、ロボットSIなども手がけています。1918年に兵庫県姫路市で尾上作兵衛が電球製造機の修理を始めたのが起源です。

いまの状況:企業理念は「⁠求める心とみんなの力」を結集し、セキュア(⁠安心・確実)な社会の発展に貢献する、というものです。

栗田工業 73点(S-)

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

いまの状況:企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。

三井E&S 71.9点(⁠S-)

三井E&S(⁠旧三井造船)は、船舶用エンジン、港湾用のコンテナクレーン、産業機械などをつくる会社です。1917年に三井物産の造船部として創業し、1937年に玉造船所として独立しました。2025年に造船の関連会社(⁠三井E&S造船)の全株式を売却し、今は舶用推進システムと物流システムが中核事業です。

いまの状況:企業理念は「⁠エンジニアリングとサービスを通じて、人に信頼され、社会に貢献する。

ジェイテクト 69.1点(⁠A+)

ジェイテクトは、自動車の電動パワーステアリング、ベアリング(⁠軸受)、工作機械をつくる会社です。2006年に、ベアリングの光洋精工と、工作機械の豊田工機が合併してできました。売上収益の約8割を自動車産業が占めます。

いまの状況:2030年までの目指す姿は「⁠モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」です。

ホシザキ 69点(A+)

ホシザキは、製氷機、業務用冷蔵庫、食器洗浄機、生ビールディスペンサなどのフードサービス機器をつくる会社です。1947年に日本ミシン製造(⁠今のブラザー工業)の協力工場として、名古屋で星崎電機として設立されました。

いまの状況:長期的なありたい姿として「⁠これから伸び行く新たな市場並びに未開拓市場で先手を取り、存在感を高めることで、世界No.1を目指す」ことを掲げています。

荏原製作所 68.8点(⁠A+)

荏原製作所は、ポンプ、送風機、冷熱機械、コンプレッサ・タービンなどの風水力機械と、半導体製造に使う真空ポンプやCMP装置、ごみ焼却プラントなどを手がけるメーカーです。1912年に井口在屋博士と畠山一清が「⁠ゐのくち式機械事務所」を創立したのが始まりです。

いまの状況:新しい長期ビジョン「⁠E-Vision2035」を策定し、スローガンは「⁠Essential EBARA. Everywhere.」です。

カナデビア 66.9点(⁠A)

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

いまの状況:2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。

マキタ 65.3点(⁠A)

マキタは、電動工具、園芸用機器、エア工具などをつくる会社です。とくに充電式の製品を中心にしています。1915年に名古屋で牧田電機製作所として創業し、1958年に国産第一号の携帯用電気カンナを発売しました。

いまの状況:「⁠充電製品の総合サプライヤー」への進化を目指し、ハイパワー・高耐久の40Vmaxシリーズを広げて、これまで充電製品では難しかった高負荷の作業まで対応範囲を広げるとしています。

タダノ 63.3点(⁠A-)

タダノは、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーンなどの建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などをつくる会社です。1948年に高松市で多田野鉄工所として設立され、1955年に油圧式トラッククレーンを開発しました。

いまの状況:経営理念は「⁠創造・奉仕・協力」です。

アマダ 61.4点(⁠A-)

アマダは、レーザマシン、タレットパンチプレス、プレスブレーキなどの板金加工機械と、帯鋸盤などの切削機械、プレス機械などをつくる金属加工機械メーカーです。1946年に東京で創業し、1953年に万能金切帯鋸盤の製造販売を始めました。

いまの状況:2026年の創業80年を機に、ミッションを「⁠新たな価値に挑戦し 人と社会、地球のより良い未来を創る」、長期ビジョンを「⁠生産革新と先端技術でモノづくりの課題を競争力に変える」と定めました。

ナブテスコ 53.1点(⁠B)

ナブテスコは、産業用ロボットの部品、鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機部品、船舶用制御装置、建物用自動ドアなどをつくる会社です。2003年に帝人製機とナブコが経営統合してできました。

いまの状況:企業理念は「⁠独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供」です。

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