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ジェイテクトとマキタの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、マキタが約608万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はジェイテクトが1.92兆円、マキタが7,776億円で、ジェイテクトが約2.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はジェイテクトが1.4%、マキタが13.9%で、マキタのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ジェイテクトマキタ
働きやすさの点数69.1点(⁠A+)65.3点(⁠A)
平均年収773万円(⁠41.4歳)753万円(⁠39.8歳)
30歳換算年収約603万円約608万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.2年16.5年
売上高1.92兆円7,776億円
売上に対する利益の割合1.4%(⁠税引前利益)13.9%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.35倍1.05倍
従業員数(⁠単体)11,109人3,435人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはジェイテクトが1.35倍、マキタが1.05倍で、勢いはジェイテクトが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、マキタが65.3点で、ジェイテクトが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ジェイテクト

ジェイテクトは、自動車の電動パワーステアリング、ベアリング(⁠軸受)、工作機械をつくる会社です。2006年に、ベアリングの光洋精工と、工作機械の豊田工機が合併してできました。売上収益の約8割を自動車産業が占めます。

売上高は約1.92兆円です。事業は、自動車(⁠電動パワーステアリング、ステアバイワイヤシステム、4WD用カップリングなど)、産機・軸受(⁠各種ベアリング、オイルシールなど)、工作機械(⁠研削盤、マシニングセンタなど)の3つです。

マキタ

マキタは、電動工具、園芸用機器、エア工具などをつくる会社です。とくに充電式の製品を中心にしています。1915年に名古屋で牧田電機製作所として創業し、1958年に国産第一号の携帯用電気カンナを発売しました。

売上高は約7,776億円です。事業は電動工具などの単一事業です。生産は日本、中国、ブラジル、米国、英国、ルーマニア、ドイツ、タイなどで行っています。

歴史の違い

ジェイテクト

  1. 1921年大阪で光洋精工社が創設され、ベアリングの生産を始めます。
  2. 1941年工作機械の生産のため、トヨタ自動車工業から分かれて豊田工機が設立されます。
  3. 1968年豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し、生産を始めます。
  4. 1980年トヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主になります。

マキタ

  1. 1915年名古屋で牧田電機製作所を創業し、電灯器具、モーター、変圧器の販売修理を始めます。
  2. 1945年愛知県安城市の今の本社の場所に工場を移します。
  3. 1958年国産第一号の携帯用電気カンナを発売します。
  4. 1970〜1977年米国、フランス、英国、オーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツなどに販売会社をつくります。

いま何に賭けているか

ジェイテクト

2030年までの目指す姿は「⁠モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」です。第二期中期経営計画(⁠2024〜2026年度)で「⁠既存事業の成長と新規事業の育成」を進めています。ROE、PBR、事業利益率を重要指標にしています。

マキタ

「⁠充電製品の総合サプライヤー」への進化を目指し、ハイパワー・高耐久の40Vmaxシリーズを広げて、これまで充電製品では難しかった高負荷の作業まで対応範囲を広げるとしています。2030年度に営業利益率15%以上、ROE11%以上を目指しています。「⁠現場の人手不足」や「⁠脱炭素社会の実現」への解決策を提供する「⁠Solution Company」を中長期に目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいジェイテクト。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いマキタのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ジェイテクトとマキタはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、マキタが約608万円。ほぼ同じ水準。
ジェイテクトとマキタはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、マキタが65.3点で、ジェイテクトが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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