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カナデビアの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、カナデビアの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. カナデビアはどんな会社か

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

いまの状況:2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。

転機:2002年 造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します/2010〜2017年 AE&E Inova(⁠今のKanadevia Inova)、NAC International、Osmofloを子会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高6,452億円機械製造業の上場210社中12位。
売上に対する経常利益の割合2.1%業界中央値9.6%より7.5ポイント低い。
売上の4年の伸び1.46倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)4,088人4年で1.02倍。
30歳換算年収約613万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業12.3時間業界中央値は16時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはカナデビアの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 日立造船という社名でしたが、2002年に造船事業を譲渡し、今は社員の約7割が環境事業にいます。
  • 売上の約半分が海外です。
  • 日鉄エンジニアリングとの経営統合を検討しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

カナデビア株式会社は、保守・保全及び運営等を主力とする会社。上場210社の中で売上12位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠Kanadevia Value」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

カナデビア島津製作所マキタDMG森精機
売上高6,452億円5,607億円7,776億円5,150億円
利益率2.1%(⁠経常)14.8%(⁠経常)13.9%(⁠税引前)5.5%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.46倍1.31倍1.05倍1.30倍
30歳換算年収613万円683万円608万円678万円
月の残業12.3時間8.5時間未公表未公表

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

人的資本(⁠人材の多様性を含む。)に関する戦略当社グループは、職員を重要な「⁠人的資本」と位置付け、人材への投資を通じて各職員の能力及びエンゲージメントの向上を図ることで、企業価値の向上及び持続的な成長を実現することを基本方針としている。1 人材の採用・確保事業の維持・拡大に必要な人材の確保に加え、性別、年齢、国籍等にとらわれない多様な人材の確保を推進している。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・品質・安全・グローバル・多様性

会社自身が挙げているリスク

品質不適切行為への対応、組織風土改革・意識改革、品質不正防止の取組み、品質保証機能の強化、プロジェクト、受注時におけるプロジェクト。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠Kanadevia Value」。
当社の課題は
会社自身は「⁠品質不適切行為への対応」「⁠組織風土改革・意識改革」「⁠品質不正防止の取組み」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2030 Vision」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年5月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠品質不適切行為への対応」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い