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ホシザキとカナデビアの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はホシザキが約577万円、カナデビアが約613万円。カナデビアのほうが約36万円高い。
  • 月の平均残業はホシザキが18時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月5.7時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はホシザキが84.5%、カナデビアが78.1%。

数字で比べる

ホシザキカナデビア
働きやすさの点数69点(A+)66.9点(⁠A)
平均年収789万円(⁠44.4歳)830万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収約577万円約613万円
月の平均残業18時間12.3時間
有給取得率84.5%78.1%
平均勤続年数16.6年13.8年
売上高4,859億円6,452億円
売上に対する利益の割合11.6%(⁠経常利益)2.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.77倍1.46倍
従業員数(⁠単体)1,157人4,088人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はホシザキが4,859億円、カナデビアが6,452億円で、カナデビアが約1.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はホシザキが11.6%、カナデビアが2.1%で、ホシザキのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはホシザキが1.77倍、カナデビアが1.46倍で、勢いはホシザキが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はホシザキが69点、カナデビアが66.9点で、ホシザキが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ホシザキ

ホシザキは、製氷機、業務用冷蔵庫、食器洗浄機、生ビールディスペンサなどのフードサービス機器をつくる会社です。1947年に日本ミシン製造(⁠今のブラザー工業)の協力工場として、名古屋で星崎電機として設立されました。

売上高は約4,859億円です。地域別のセグメントは、日本、米州、欧州、アジアです。日本では、ホシザキ東京など全国の地域別販売会社が、直接販売と保守サービスをしています。

カナデビア

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

売上高は約6,452億円です。事業は、環境(⁠ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、海水淡水化プラントなど)、機械・インフラ(⁠プラスチック機械、橋梁、水門扉、シールド掘進機など)、脱炭素化(⁠脱硝触媒、原子力関連設備機器、電解・PtG、風力発電)の3つが中心です。

歴史の違い

ホシザキ

  1. 1947年日本ミシン製造の協力工場として、名古屋で星崎電機を設立します。
  2. 1957〜1965年ジュース自動販売機、製氷機の販売を始めます。
  3. 1966〜1988年東京、東海、京阪など全国に地域別販売会社を設立します。
  4. 1981年米国に現地法人HOSHIZAKI AMERICAを設立します。

カナデビア

  1. 1881年英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所を創立します。
  2. 1936〜1943年日立製作所の経営系列下に入り、日立造船に社名を変えます。
  3. 1949年大阪・東京の証券取引所に上場します。
  4. 2002年造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します。

いま何に賭けているか

ホシザキ

長期的なありたい姿として「⁠これから伸び行く新たな市場並びに未開拓市場で先手を取り、存在感を高めることで、世界No.1を目指す」ことを掲げています。2026年度に売上高4,500億円、売上高営業利益率14%以上(⁠のれん償却前)、ROE12%以上を目標にしています。日本では飲食店以外の市場の開拓を強めるとしています。

カナデビア

2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を理由に、次期中期経営計画の公表を当面延期しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でカナデビアが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいホシザキ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いホシザキのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ホシザキとカナデビアはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はホシザキが約577万円、カナデビアが約613万円。カナデビアのほうが約36万円高い。
ホシザキとカナデビアはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はホシザキが18時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月5.7時間少ない。
ホシザキとカナデビアはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はホシザキが69点、カナデビアが66.9点で、ホシザキが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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