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栗田工業とタダノの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は栗田工業が約750万円、タダノが約549万円。栗田工業のほうが約201万円高い。
  • 売上高は栗田工業が4,029億円、タダノが3,495億円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びは栗田工業が1.40倍、タダノが1.70倍で、勢いはタダノが上。

数字で比べる

栗田工業タダノ
働きやすさの点数73点(S-)63.3点(⁠A-)
平均年収1,002万円(⁠43.3歳)695万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約750万円約549万円
月の平均残業15.6時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16年15.1年
売上高4,029億円3,495億円
売上に対する利益の割合14.4%(⁠税引前利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.70倍
従業員数(⁠単体)1,677人1,755人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は栗田工業が73点、タダノが63.3点で、栗田工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

栗田工業

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

売上高は約4,029億円です。事業は、電子市場(⁠半導体などの電子産業向けの水処理装置、継続契約型サービス、精密洗浄など)と、一般水処理市場(⁠水処理薬品、水処理装置、メンテナンスなど)の2つです。

タダノ

タダノは、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーンなどの建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などをつくる会社です。1948年に高松市で多田野鉄工所として設立され、1955年に油圧式トラッククレーンを開発しました。

売上高は約3,495億円です。主な製品は、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車、運搬機械(⁠港湾荷役用クレーン、ジブクレーンなど)です。

歴史の違い

栗田工業

  1. 1949年神戸で水処理薬品の製造販売を目的に栗田工業を設立します。
  2. 1954年水処理装置の製造販売を始めます。
  3. 1978年シンガポールに水処理薬品の製造販売会社を設立します。
  4. 2006年独占禁止法違反の再発防止のため、国や地方公共団体が発注する建設工事事業から撤退します。

タダノ

  1. 1948〜1955年高松市で多田野鉄工所を設立し、油圧式トラッククレーンを開発します。
  2. 1983年高所作業車の販売を始めます。
  3. 1989〜1990年社名をタダノに変え、ドイツのファウンAGのクレーン部門を買収します。
  4. 2019年Terex社からDemagブランドのクレーン事業を買収します。

いま何に賭けているか

栗田工業

企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。中期経営計画「⁠PSV-27」を進め、現場から集めた水の知見を活かしてお客様と社会の共通価値(⁠CSV)をつくるとしています。

タダノ

経営理念は「⁠創造・奉仕・協力」です。直近3件の買収で得た新事業・新製品の成長加速や、政府の造船業再生戦略を追い風にした造船向け製品の強化、生産体制の再構築に投資するとしています。会社は、中国国内のクレーン需要が減って中国からの輸出が増え、中東などで影響が大きく出ているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいタダノ。

よくある質問

栗田工業とタダノはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は栗田工業が約750万円、タダノが約549万円。栗田工業のほうが約201万円高い。
栗田工業とタダノはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は栗田工業が73点、タダノが63.3点で、栗田工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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