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荏原製作所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、荏原製作所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 荏原製作所はどんな会社か

荏原製作所は、ポンプ、送風機、冷熱機械、コンプレッサ・タービンなどの風水力機械と、半導体製造に使う真空ポンプやCMP装置、ごみ焼却プラントなどを手がけるメーカーです。1912年に井口在屋博士と畠山一清が「⁠ゐのくち式機械事務所」を創立したのが始まりです。

いまの状況:新しい長期ビジョン「⁠E-Vision2035」を策定し、スローガンは「⁠Essential EBARA. Everywhere.」です。

転機:2000年 米国のElliott Companyを完全子会社にします/2009〜2010年 水処理事業と廃棄物処理事業をそれぞれ統合し、水処理の会社を三菱商事・日揮との提携会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高9,583億円機械製造業の上場210社中9位。
売上に対する税引前利益の割合11.6%業界中央値9.6%より2.0ポイント高い。
売上の4年の伸び1.59倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)5,489人4年で1.34倍。
30歳換算年収約737万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業23.7時間業界中央値は16時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは荏原製作所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • ポンプから始まった会社で、今は半導体製造に使う真空ポンプやCMP装置などの精密・電子事業も柱の一つです。
  • 「⁠6億人に水を届ける」「⁠CO2約1億トン相当のGHG削減」「⁠14Åへの挑戦」をマテリアリティ解決に向けた取り組みとして掲げています。
  • 水素関連事業などの新規事業の芽を、2025年以降に刈り取っていく必要があるとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社荏原製作所は、上場210社の中で売上9位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠E-Vision2030」「⁠E-Vision2035」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

荏原製作所HOYAオリンパス住友重機械工業
売上高9,583億円9,477億円1.01兆円1.07兆円
利益率11.6%(⁠税引前)34.6%(⁠税引前)9.3%(⁠税引前)4.4%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.59倍1.43倍1.35倍1.13倍
30歳換算年収737万円661万円740万円639万円
月の残業23.7時間未公表19.6時間18.5時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

a.キャリアオーナーシップ人財を「⁠増やし、活かし、適切に評価する」仕組みの高度化事業戦略と連動した人財ポートフォリオの設計・運用を進め、経営・事業を牽引する人財、高度専門人財、次世代経営人財を明確化し、計画的な育成・配置・登用を実行します。また、多様な人財が公平に挑戦機会を得られる仕組みを整え、DE&Iの観点からも持続的な人財活躍基盤を強化します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:グローバル・成長・創造・挑戦・顧客起点

会社自身が挙げているリスク

全社共通、対面市場別、顕在化した、法令遵守等のコンプライアンス、地政学上、環境及び労働安全における課題への対応2025年に。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠E-Vision2030」「⁠E-Vision2035」。
当社の課題は
会社自身は「⁠全社共通」「⁠対面市場別」「⁠顕在化した」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠E-Vision2035」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠全社共通」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い