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ホシザキとタダノの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はホシザキが約577万円、タダノが約549万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はホシザキが4,859億円、タダノが3,495億円で、ホシザキが約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はホシザキが11.6%、タダノが4.3%で、ホシザキのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ホシザキタダノ
働きやすさの点数69点(A+)63.3点(⁠A-)
平均年収789万円(⁠44.4歳)695万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約577万円約549万円
月の平均残業18時間未公表
有給取得率84.5%未公表
平均勤続年数16.6年15.1年
売上高4,859億円3,495億円
売上に対する利益の割合11.6%(⁠経常利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.77倍1.70倍
従業員数(⁠単体)1,157人1,755人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はホシザキが69点、タダノが63.3点で、ホシザキが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ホシザキ

ホシザキは、製氷機、業務用冷蔵庫、食器洗浄機、生ビールディスペンサなどのフードサービス機器をつくる会社です。1947年に日本ミシン製造(⁠今のブラザー工業)の協力工場として、名古屋で星崎電機として設立されました。

売上高は約4,859億円です。地域別のセグメントは、日本、米州、欧州、アジアです。日本では、ホシザキ東京など全国の地域別販売会社が、直接販売と保守サービスをしています。

タダノ

タダノは、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーンなどの建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などをつくる会社です。1948年に高松市で多田野鉄工所として設立され、1955年に油圧式トラッククレーンを開発しました。

売上高は約3,495億円です。主な製品は、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車、運搬機械(⁠港湾荷役用クレーン、ジブクレーンなど)です。

歴史の違い

ホシザキ

  1. 1947年日本ミシン製造の協力工場として、名古屋で星崎電機を設立します。
  2. 1957〜1965年ジュース自動販売機、製氷機の販売を始めます。
  3. 1966〜1988年東京、東海、京阪など全国に地域別販売会社を設立します。
  4. 1981年米国に現地法人HOSHIZAKI AMERICAを設立します。

タダノ

  1. 1948〜1955年高松市で多田野鉄工所を設立し、油圧式トラッククレーンを開発します。
  2. 1983年高所作業車の販売を始めます。
  3. 1989〜1990年社名をタダノに変え、ドイツのファウンAGのクレーン部門を買収します。
  4. 2019年Terex社からDemagブランドのクレーン事業を買収します。

いま何に賭けているか

ホシザキ

長期的なありたい姿として「⁠これから伸び行く新たな市場並びに未開拓市場で先手を取り、存在感を高めることで、世界No.1を目指す」ことを掲げています。2026年度に売上高4,500億円、売上高営業利益率14%以上(⁠のれん償却前)、ROE12%以上を目標にしています。日本では飲食店以外の市場の開拓を強めるとしています。

タダノ

経営理念は「⁠創造・奉仕・協力」です。直近3件の買収で得た新事業・新製品の成長加速や、政府の造船業再生戦略を追い風にした造船向け製品の強化、生産体制の再構築に投資するとしています。会社は、中国国内のクレーン需要が減って中国からの輸出が増え、中東などで影響が大きく出ているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いホシザキのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ホシザキとタダノはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はホシザキが約577万円、タダノが約549万円。ほぼ同じ水準。
ホシザキとタダノはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はホシザキが69点、タダノが63.3点で、ホシザキが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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