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ナブテスコと栗田工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約206万円高い。
  • 月の平均残業はナブテスコが22.3時間、栗田工業が15.6時間。栗田工業のほうが月6.7時間少ない。
  • 売上高はナブテスコが3,079億円、栗田工業が4,029億円で、栗田工業が約1.3倍の規模。

数字で比べる

ナブテスコ栗田工業
働きやすさの点数53.1点(⁠B)73点(S-)
平均年収715万円(⁠42.6歳)1,002万円(⁠43.3歳)
30歳換算年収約544万円約750万円
月の平均残業22.3時間15.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.2年16年
売上高3,079億円4,029億円
売上に対する利益の割合7.0%(⁠税引前利益)14.4%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.03倍1.40倍
従業員数(⁠単体)2,186人1,677人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はナブテスコが7.0%、栗田工業が14.4%で、栗田工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはナブテスコが1.03倍、栗田工業が1.40倍で、勢いは栗田工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ナブテスコ

ナブテスコは、産業用ロボットの部品、鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機部品、船舶用制御装置、建物用自動ドアなどをつくる会社です。2003年に帝人製機とナブコが経営統合してできました。

売上高は約3,079億円です。事業は、コンポーネントソリューション(⁠産業用ロボット部品)、トランスポートソリューション(⁠鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機用部品、自動車用ブレーキ、舶用制御装置など)、アクセシビリティソリューション(⁠建物用自動扉、プラットホーム安全設備、福祉・介護用機器など)の3つです。

栗田工業

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

売上高は約4,029億円です。事業は、電子市場(⁠半導体などの電子産業向けの水処理装置、継続契約型サービス、精密洗浄など)と、一般水処理市場(⁠水処理薬品、水処理装置、メンテナンスなど)の2つです。

歴史の違い

ナブテスコ

  1. 1925年ナブコの前身、日本エヤーブレーキが神戸で設立され、鉄道車両用エアブレーキ装置をつくり始めます。
  2. 1944年帝人製機の前身、帝人航空工業が帝国人造絹絲から独立します。
  3. 1956年ナブコの前身が建物用自動ドアの製造・販売を始めます。
  4. 2003〜2004年帝人製機とナブコが株式移転でナブテスコを設立し、2004年に両社を吸収合併します。

栗田工業

  1. 1949年神戸で水処理薬品の製造販売を目的に栗田工業を設立します。
  2. 1954年水処理装置の製造販売を始めます。
  3. 1978年シンガポールに水処理薬品の製造販売会社を設立します。
  4. 2006年独占禁止法違反の再発防止のため、国や地方公共団体が発注する建設工事事業から撤退します。

いま何に賭けているか

ナブテスコ

企業理念は「⁠独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供」です。長期ビジョンは「⁠未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」で、「⁠技術」「⁠グローバル化」「⁠社会貢献」に注力するとしています。

栗田工業

企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。中期経営計画「⁠PSV-27」を進め、現場から集めた水の知見を活かしてお客様と社会の共通価値(⁠CSV)をつくるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で栗田工業が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい栗田工業。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い栗田工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ナブテスコと栗田工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約206万円高い。
ナブテスコと栗田工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はナブテスコが22.3時間、栗田工業が15.6時間。栗田工業のほうが月6.7時間少ない。
ナブテスコと栗田工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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