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栗田工業とカナデビアの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は栗田工業が約750万円、カナデビアが約613万円。栗田工業のほうが約137万円高い。
  • 月の平均残業は栗田工業が15.6時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月3.3時間少ない。
  • 売上高は栗田工業が4,029億円、カナデビアが6,452億円で、カナデビアが約1.6倍の規模。

数字で比べる

栗田工業カナデビア
働きやすさの点数73点(S-)66.9点(⁠A)
平均年収1,002万円(⁠43.3歳)830万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収約750万円約613万円
月の平均残業15.6時間12.3時間
有給取得率未公表78.1%
平均勤続年数16年13.8年
売上高4,029億円6,452億円
売上に対する利益の割合14.4%(⁠税引前利益)2.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.46倍
従業員数(⁠単体)1,677人4,088人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は栗田工業が73点、カナデビアが66.9点で、栗田工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

栗田工業

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

売上高は約4,029億円です。事業は、電子市場(⁠半導体などの電子産業向けの水処理装置、継続契約型サービス、精密洗浄など)と、一般水処理市場(⁠水処理薬品、水処理装置、メンテナンスなど)の2つです。

カナデビア

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

売上高は約6,452億円です。事業は、環境(⁠ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、海水淡水化プラントなど)、機械・インフラ(⁠プラスチック機械、橋梁、水門扉、シールド掘進機など)、脱炭素化(⁠脱硝触媒、原子力関連設備機器、電解・PtG、風力発電)の3つが中心です。

歴史の違い

栗田工業

  1. 1949年神戸で水処理薬品の製造販売を目的に栗田工業を設立します。
  2. 1954年水処理装置の製造販売を始めます。
  3. 1978年シンガポールに水処理薬品の製造販売会社を設立します。
  4. 2006年独占禁止法違反の再発防止のため、国や地方公共団体が発注する建設工事事業から撤退します。

カナデビア

  1. 1881年英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所を創立します。
  2. 1936〜1943年日立製作所の経営系列下に入り、日立造船に社名を変えます。
  3. 1949年大阪・東京の証券取引所に上場します。
  4. 2002年造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します。

いま何に賭けているか

栗田工業

企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。中期経営計画「⁠PSV-27」を進め、現場から集めた水の知見を活かしてお客様と社会の共通価値(⁠CSV)をつくるとしています。

カナデビア

2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を理由に、次期中期経営計画の公表を当面延期しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら栗田工業、時間のゆとりを取るならカナデビア。

よくある質問

栗田工業とカナデビアはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は栗田工業が約750万円、カナデビアが約613万円。栗田工業のほうが約137万円高い。
栗田工業とカナデビアはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は栗田工業が15.6時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月3.3時間少ない。
栗田工業とカナデビアはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は栗田工業が73点、カナデビアが66.9点で、栗田工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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