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ナブテスコとカナデビアの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、カナデビアが約613万円。カナデビアのほうが約69万円高い。
  • 月の平均残業はナブテスコが22.3時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月10時間少ない。
  • 売上高はナブテスコが3,079億円、カナデビアが6,452億円で、カナデビアが約2.1倍の規模。

数字で比べる

ナブテスコカナデビア
働きやすさの点数53.1点(⁠B)66.9点(⁠A)
平均年収715万円(⁠42.6歳)830万円(⁠43.9歳)
30歳換算年収約544万円約613万円
月の平均残業22.3時間12.3時間
有給取得率未公表78.1%
平均勤続年数14.2年13.8年
売上高3,079億円6,452億円
売上に対する利益の割合7.0%(⁠税引前利益)2.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.03倍1.46倍
従業員数(⁠単体)2,186人4,088人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはナブテスコが1.03倍、カナデビアが1.46倍で、勢いはカナデビアが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、カナデビアが66.9点で、カナデビアが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ナブテスコ

ナブテスコは、産業用ロボットの部品、鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機部品、船舶用制御装置、建物用自動ドアなどをつくる会社です。2003年に帝人製機とナブコが経営統合してできました。

売上高は約3,079億円です。事業は、コンポーネントソリューション(⁠産業用ロボット部品)、トランスポートソリューション(⁠鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機用部品、自動車用ブレーキ、舶用制御装置など)、アクセシビリティソリューション(⁠建物用自動扉、プラットホーム安全設備、福祉・介護用機器など)の3つです。

カナデビア

カナデビア(⁠旧日立造船)は、ごみ焼却発電施設、水処理施設、海水淡水化プラントなどの環境装置や、機械・インフラ設備、脱硝触媒・原子力関連機器などをつくる会社です。1881年に英国人E.H.ハンターが大阪に創立した大阪鉄工所が前身です。

売上高は約6,452億円です。事業は、環境(⁠ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、海水淡水化プラントなど)、機械・インフラ(⁠プラスチック機械、橋梁、水門扉、シールド掘進機など)、脱炭素化(⁠脱硝触媒、原子力関連設備機器、電解・PtG、風力発電)の3つが中心です。

歴史の違い

ナブテスコ

  1. 1925年ナブコの前身、日本エヤーブレーキが神戸で設立され、鉄道車両用エアブレーキ装置をつくり始めます。
  2. 1944年帝人製機の前身、帝人航空工業が帝国人造絹絲から独立します。
  3. 1956年ナブコの前身が建物用自動ドアの製造・販売を始めます。
  4. 2003〜2004年帝人製機とナブコが株式移転でナブテスコを設立し、2004年に両社を吸収合併します。

カナデビア

  1. 1881年英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所を創立します。
  2. 1936〜1943年日立製作所の経営系列下に入り、日立造船に社名を変えます。
  3. 1949年大阪・東京の証券取引所に上場します。
  4. 2002年造船事業を、日本鋼管との共同出資会社ユニバーサル造船に譲渡します。

いま何に賭けているか

ナブテスコ

企業理念は「⁠独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供」です。長期ビジョンは「⁠未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」で、「⁠技術」「⁠グローバル化」「⁠社会貢献」に注力するとしています。

カナデビア

2030年に向けた長期ビジョン「⁠2030 Vision」で「⁠サステナブルで、安全・安心な社会の実現に貢献するソリューションパートナー」を掲げ、「⁠脱炭素化」「⁠資源循環」「⁠安全で豊かな街づくり」に取り組んでいます。日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を理由に、次期中期経営計画の公表を当面延期しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でカナデビアが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカナデビア。

よくある質問

ナブテスコとカナデビアはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、カナデビアが約613万円。カナデビアのほうが約69万円高い。
ナブテスコとカナデビアはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はナブテスコが22.3時間、カナデビアが12.3時間。カナデビアのほうが月10時間少ない。
ナブテスコとカナデビアはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、カナデビアが66.9点で、カナデビアが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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