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ジェイテクトと栗田工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約147万円高い。
  • 売上高はジェイテクトが1.92兆円、栗田工業が4,029億円で、ジェイテクトが約4.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はジェイテクトが1.4%、栗田工業が14.4%で、栗田工業のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ジェイテクト栗田工業
働きやすさの点数69.1点(⁠A+)73点(S-)
平均年収773万円(⁠41.4歳)1,002万円(⁠43.3歳)
30歳換算年収約603万円約750万円
月の平均残業未公表15.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.2年16年
売上高1.92兆円4,029億円
売上に対する利益の割合1.4%(⁠税引前利益)14.4%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.35倍1.40倍
従業員数(⁠単体)11,109人1,677人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ジェイテクト

ジェイテクトは、自動車の電動パワーステアリング、ベアリング(⁠軸受)、工作機械をつくる会社です。2006年に、ベアリングの光洋精工と、工作機械の豊田工機が合併してできました。売上収益の約8割を自動車産業が占めます。

売上高は約1.92兆円です。事業は、自動車(⁠電動パワーステアリング、ステアバイワイヤシステム、4WD用カップリングなど)、産機・軸受(⁠各種ベアリング、オイルシールなど)、工作機械(⁠研削盤、マシニングセンタなど)の3つです。

栗田工業

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

売上高は約4,029億円です。事業は、電子市場(⁠半導体などの電子産業向けの水処理装置、継続契約型サービス、精密洗浄など)と、一般水処理市場(⁠水処理薬品、水処理装置、メンテナンスなど)の2つです。

歴史の違い

ジェイテクト

  1. 1921年大阪で光洋精工社が創設され、ベアリングの生産を始めます。
  2. 1941年工作機械の生産のため、トヨタ自動車工業から分かれて豊田工機が設立されます。
  3. 1968年豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し、生産を始めます。
  4. 1980年トヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主になります。

栗田工業

  1. 1949年神戸で水処理薬品の製造販売を目的に栗田工業を設立します。
  2. 1954年水処理装置の製造販売を始めます。
  3. 1978年シンガポールに水処理薬品の製造販売会社を設立します。
  4. 2006年独占禁止法違反の再発防止のため、国や地方公共団体が発注する建設工事事業から撤退します。

いま何に賭けているか

ジェイテクト

2030年までの目指す姿は「⁠モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」です。第二期中期経営計画(⁠2024〜2026年度)で「⁠既存事業の成長と新規事業の育成」を進めています。ROE、PBR、事業利益率を重要指標にしています。

栗田工業

企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。中期経営計画「⁠PSV-27」を進め、現場から集めた水の知見を活かしてお客様と社会の共通価値(⁠CSV)をつくるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い栗田工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ジェイテクトと栗田工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約147万円高い。
ジェイテクトと栗田工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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