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マキタと栗田工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はマキタが約608万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約142万円高い。
  • 売上高はマキタが7,776億円、栗田工業が4,029億円で、マキタが約1.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はマキタが13.9%、栗田工業が14.4%で、差は小さい。

数字で比べる

マキタ栗田工業
働きやすさの点数65.3点(⁠A)73点(S-)
平均年収753万円(⁠39.8歳)1,002万円(⁠43.3歳)
30歳換算年収約608万円約750万円
月の平均残業未公表15.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.5年16年
売上高7,776億円4,029億円
売上に対する利益の割合13.9%(⁠税引前利益)14.4%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.05倍1.40倍
従業員数(⁠単体)3,435人1,677人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはマキタが1.05倍、栗田工業が1.40倍で、勢いは栗田工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はマキタが65.3点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

マキタ

マキタは、電動工具、園芸用機器、エア工具などをつくる会社です。とくに充電式の製品を中心にしています。1915年に名古屋で牧田電機製作所として創業し、1958年に国産第一号の携帯用電気カンナを発売しました。

売上高は約7,776億円です。事業は電動工具などの単一事業です。生産は日本、中国、ブラジル、米国、英国、ルーマニア、ドイツ、タイなどで行っています。

栗田工業

栗田工業は、水処理薬品、水処理装置、そのメンテナンスや運転管理など、水処理に関する技術を幅広く提供する会社です。半導体などの電子産業向けの水処理装置やサービスも手がけています。1949年に水処理薬品の製造販売を目的に神戸で設立されました。

売上高は約4,029億円です。事業は、電子市場(⁠半導体などの電子産業向けの水処理装置、継続契約型サービス、精密洗浄など)と、一般水処理市場(⁠水処理薬品、水処理装置、メンテナンスなど)の2つです。

歴史の違い

マキタ

  1. 1915年名古屋で牧田電機製作所を創業し、電灯器具、モーター、変圧器の販売修理を始めます。
  2. 1945年愛知県安城市の今の本社の場所に工場を移します。
  3. 1958年国産第一号の携帯用電気カンナを発売します。
  4. 1970〜1977年米国、フランス、英国、オーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツなどに販売会社をつくります。

栗田工業

  1. 1949年神戸で水処理薬品の製造販売を目的に栗田工業を設立します。
  2. 1954年水処理装置の製造販売を始めます。
  3. 1978年シンガポールに水処理薬品の製造販売会社を設立します。
  4. 2006年独占禁止法違反の再発防止のため、国や地方公共団体が発注する建設工事事業から撤退します。

いま何に賭けているか

マキタ

「⁠充電製品の総合サプライヤー」への進化を目指し、ハイパワー・高耐久の40Vmaxシリーズを広げて、これまで充電製品では難しかった高負荷の作業まで対応範囲を広げるとしています。2030年度に営業利益率15%以上、ROE11%以上を目指しています。「⁠現場の人手不足」や「⁠脱炭素社会の実現」への解決策を提供する「⁠Solution Company」を中長期に目指しています。

栗田工業

企業理念は「⁠“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」、企業ビジョンは「⁠持続可能な社会の実現に貢献する『⁠水の新たな価値』の開拓者」です。中期経営計画「⁠PSV-27」を進め、現場から集めた水の知見を活かしてお客様と社会の共通価値(⁠CSV)をつくるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい栗田工業。

よくある質問

マキタと栗田工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はマキタが約608万円、栗田工業が約750万円。栗田工業のほうが約142万円高い。
マキタと栗田工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はマキタが65.3点、栗田工業が73点で、栗田工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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