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三井E&Sの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、三井E&Sの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 三井E&Sはどんな会社か

三井E&S(⁠旧三井造船)は、船舶用エンジン、港湾用のコンテナクレーン、産業機械などをつくる会社です。1917年に三井物産の造船部として創業し、1937年に玉造船所として独立しました。2025年に造船の関連会社(⁠三井E&S造船)の全株式を売却し、今は舶用推進システムと物流システムが中核事業です。

いまの状況:企業理念は「⁠エンジニアリングとサービスを通じて、人に信頼され、社会に貢献する。

転機:1988〜1989年 三井物産との共同出資でPACECO CORP.を設立し、Burmeister & Wain Scandinavian Contractorを買収します/2025年 持分法適用関連会社だった三井E&S造船の全株式を売却します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,532億円機械製造業の上場210社中19位。
売上に対する経常利益の割合12.7%業界中央値9.6%より3.1ポイント高い。
売上の4年の伸び0.61倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)2,284人4年で61.73倍。
30歳換算年収約642万円業界中央値は約515万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは三井E&Sの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 造船から始まった会社ですが、造船の関連会社の株式は売却し、舶用エンジンとコンテナクレーンなどが中核です。
  • 環境対応型製品や、自動化・遠隔化技術の開発・展開を強化するとしています。
  • 保守・メンテナンスや新規事業を担う成長事業推進を「⁠第三の柱」にしようとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

三井E&Sは、成長事業推進、舶用推進システム、物流システム、周辺サービスの4つの事業を主力とする会社。上場210社の中で売上19位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

三井E&Sタダノグローリーセイコーグループ
売上高3,532億円3,495億円3,401億円3,357億円
利益率12.7%4.3%5.6%9.9%
4年の売上の伸び0.61倍1.70倍1.50倍1.41倍
30歳換算年収642万円549万円635万円694万円
月の残業未公表未公表17.1時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。

求める人物像

人的資本に関する戦略1人材への取り組み 当社グループが提供する「⁠エンジニアリングとサービス」の提供主体は人であり、企業理念の発現や成長戦略の実現において、人材が最も重要な経営資源と位置付けております。仕事をする上での基礎的なビジネスリテラシー習得を目的とした各種講座や、専門と経営の視点を併せ持った人材の育成を目的とした自社企画のマネジメント講座を開講しております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・多様性・デジタル・変革

会社自身が挙げているリスク

法的規制及びカントリー、大規模災害、情報セキュリティ、市場変動、材料調達、会計処理。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 成長事業推進:752人(⁠13%)
  • 舶用推進システム:1,693人(⁠30%)
  • 物流システム:678人(⁠12%)
  • 周辺サービス:2,579人(⁠45%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠法的規制及びカントリー」「⁠大規模災害」「⁠情報セキュリティ」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠エンジニアリングとサービスを通じて、人に信頼され、社会に貢献する。」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠法的規制及びカントリー」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い