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ジェイテクトとタダノの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、タダノが約549万円。ジェイテクトのほうが約54万円高い。
  • 売上高はジェイテクトが1.92兆円、タダノが3,495億円で、ジェイテクトが約5.5倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはジェイテクトが1.35倍、タダノが1.70倍で、勢いはタダノが上。

数字で比べる

ジェイテクトタダノ
働きやすさの点数69.1点(⁠A+)63.3点(⁠A-)
平均年収773万円(⁠41.4歳)695万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約603万円約549万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.2年15.1年
売上高1.92兆円3,495億円
売上に対する利益の割合1.4%(⁠税引前利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.35倍1.70倍
従業員数(⁠単体)11,109人1,755人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、タダノが63.3点で、ジェイテクトが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ジェイテクト

ジェイテクトは、自動車の電動パワーステアリング、ベアリング(⁠軸受)、工作機械をつくる会社です。2006年に、ベアリングの光洋精工と、工作機械の豊田工機が合併してできました。売上収益の約8割を自動車産業が占めます。

売上高は約1.92兆円です。事業は、自動車(⁠電動パワーステアリング、ステアバイワイヤシステム、4WD用カップリングなど)、産機・軸受(⁠各種ベアリング、オイルシールなど)、工作機械(⁠研削盤、マシニングセンタなど)の3つです。

タダノ

タダノは、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーンなどの建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などをつくる会社です。1948年に高松市で多田野鉄工所として設立され、1955年に油圧式トラッククレーンを開発しました。

売上高は約3,495億円です。主な製品は、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車、運搬機械(⁠港湾荷役用クレーン、ジブクレーンなど)です。

歴史の違い

ジェイテクト

  1. 1921年大阪で光洋精工社が創設され、ベアリングの生産を始めます。
  2. 1941年工作機械の生産のため、トヨタ自動車工業から分かれて豊田工機が設立されます。
  3. 1968年豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し、生産を始めます。
  4. 1980年トヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主になります。

タダノ

  1. 1948〜1955年高松市で多田野鉄工所を設立し、油圧式トラッククレーンを開発します。
  2. 1983年高所作業車の販売を始めます。
  3. 1989〜1990年社名をタダノに変え、ドイツのファウンAGのクレーン部門を買収します。
  4. 2019年Terex社からDemagブランドのクレーン事業を買収します。

いま何に賭けているか

ジェイテクト

2030年までの目指す姿は「⁠モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」です。第二期中期経営計画(⁠2024〜2026年度)で「⁠既存事業の成長と新規事業の育成」を進めています。ROE、PBR、事業利益率を重要指標にしています。

タダノ

経営理念は「⁠創造・奉仕・協力」です。直近3件の買収で得た新事業・新製品の成長加速や、政府の造船業再生戦略を追い風にした造船向け製品の強化、生産体制の再構築に投資するとしています。会社は、中国国内のクレーン需要が減って中国からの輸出が増え、中東などで影響が大きく出ているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいタダノ。

よくある質問

ジェイテクトとタダノはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はジェイテクトが約603万円、タダノが約549万円。ジェイテクトのほうが約54万円高い。
ジェイテクトとタダノはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はジェイテクトが69.1点、タダノが63.3点で、ジェイテクトが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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