自動車メーカー8社を比較【2026年】
本田技研工業・トヨタ自動車・スズキ・いすゞ自動車・SUBARU・三菱自動車工業・日産自動車・マツダを、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのはトヨタ自動車(約801万円)。
- 残業が最も少ないのは日産自動車(月16.8時間)。
- 売上の伸びが最も大きいのはSUBARU(1.74倍)。
数字で比べる
| 本田技研工業 | トヨタ自動車 | スズキ | いすゞ自動車 | SUBARU | 三菱自動車工業 | 日産自動車 | マツダ |
|---|
| 働きやすさの点数 | 73.8点(S-) | 71.3点(S-) | 70.6点(A+) | 66.7点(A) | 64.8点(A) | 64.8点(A) | 62.9点(A-) | 61.5点(A-) |
| 平均年収 | 933万円(43.9歳) | 1,006万円(40.5歳) | 828万円(41歳) | 838万円(40.1歳) | 764万円(40歳) | 790万円(42.4歳) | 857万円(40.9歳) | 711万円(42.5歳) |
| 30歳換算年収 | 約689万円 | 約801万円 | 約652万円 | 約673万円 | 約615万円 | 約603万円 | 約676万円 | 約542万円 |
| 月の平均残業 | 19.3時間 | 20.3時間 | 23.1時間 | 未公表 | 19.2時間 | 17.1時間 | 16.8時間 | 17.4時間 |
| 有給取得率 | 未公表 | 未公表 | 79.2% | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| 平均勤続年数 | 18.4年 | 14.4年 | 16.6年 | 15.6年 | 15.5年 | 14.5年 | 13.4年 | 16.2年 |
| 売上高 | 21.80兆円 | 18.26兆円 | — | — | 4.78兆円 | 2.90兆円 | 12.01兆円 | 4.92兆円 |
| 売上に対する利益の割合 | -1.9%(税引前利益) | 23.0%(経常利益) | — | — | 2.2%(税引前利益) | 2.7%(経常利益) | 0.0%(経常利益) | 2.7%(経常利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.50倍 | 1.45倍 | — | — | 1.74倍 | 1.42倍 | 1.43倍 | 1.58倍 |
| 従業員数(単体) | 32,547人 | 73,133人 | 17,871人 | 9,089人 | 17,948人 | 13,498人 | 23,174人 | 22,857人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。
各社はどんな会社か(点数順)
ホンダは、オートバイ(二輪)・自動車(四輪)・発電機や耕うん機などの「パワープロダクツ」をつくり、世界中で売っている会社です。売上高は約21.8兆円と自動車業界で国内最大級ですが、直近の決算は四輪事業の不振で赤字になっており、まさに転換点にいます。
いまの状況:「夢」を原動力に、独創的な技術で移動を進化させる「総合モビリティカンパニー」を目指しています。
トヨタ自動車は、世界最大級の自動車メーカーです。クラウン、カローラ、RAV4、アルファード、レクサスのLS・RXなどをつくり、ダイハツ・日野(2026年3月まで)を含むグループで世界中に車を売っています。今は「モビリティカンパニー」への変革を掲げています。
いまの状況:「トヨタフィロソフィー」で、使命を「幸せを量産する」と定め、車をつくる会社から、移動にまつわる課題を解決する「モビリティカンパニー」への変革を進めています。
スズキ 70.6点(A+)
スズキは、軽自動車と、インドでの四輪車事業で知られる浜松の自動車会社です。二輪車、船外機、電動車いすもつくっています。1909年に鈴木道雄が創業した織機メーカーから始まりました。
いまの状況:2030年度に売上収益8兆円、営業利益8,000億円、ROE13%を目指し、2030年代前半にはROE15%を見据えています。
いすゞ自動車は、大型・小型のトラックとバス、ピックアップトラック、エンジンをつくる商用車メーカーです。2021年にボルボからUDトラックスを買収し、トヨタとも資本提携しています。
いまの状況:2023年に新経営理念体系「ISUZU ID」を策定し、使命を「地球の『運ぶ』を創造する」としています。
SUBARU(スバル)は、自動車と航空機の両方をつくる会社です。前身は戦前の航空機メーカー中島飛行機で、2017年まで富士重工業という社名でした。売上の多くをアメリカで稼ぎ、現地では「I love SUBARU」と言われるほど熱心なファンを持っています。
いまの状況:2025年11月に公表した「SUBARU 2025方針」で、「モノづくり」と「価値づくり」で世界最先端を目指すとしています。
三菱自動車工業は、SUVやピックアップトラック、プラグインハイブリッド車(PHEV)に強い自動車メーカーです。三菱重工業の自動車部門から独立して生まれ、今は日産自動車と戦略的アライアンスを結び、東南アジア(アセアン)を最大の強みにしています。
いまの状況:2026年5月に発表した新中長期ビジョンで、「尖った商品・ブランドの強化でお客様満足と企業価値を向上」を掲げています。
日産自動車 62.9点(A-)
日産自動車は、横浜に本社を置く大手自動車メーカーです。フランスのルノーとの提携で立ち直った歴史がありますが、いまは再び経営再建のさなかにあり、計画「Re:Nissan」で立て直しを進めています。
いまの状況:「Re:Nissan」で、2026年度までに自動車事業の営業利益とフリーキャッシュフロー(自由に使える現金)の黒字化を目指し、5,000億円規模のコスト削減を進めています。
マツダ 61.5点(A-)
マツダは、広島に本社を置く自動車メーカーです。「走る歓び」を掲げ、独自の価値を大切にした車づくりを続けています。1967年には、ロータリーエンジンを積んだ車を初めて発売しました。
いまの状況:「2030 VISION」で、「『走る歓び』で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」ことを掲げています。
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