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マツダと三菱自動車工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はマツダが約542万円、三菱自動車工業が約603万円。三菱自動車工業のほうが約61万円高い。
  • 月の平均残業はマツダが17.4時間、三菱自動車工業が17.1時間。大きな差はない。
  • 売上高はマツダが4.92兆円、三菱自動車工業が2.90兆円で、マツダが約1.7倍の規模。

数字で比べる

マツダ三菱自動車工業
働きやすさの点数61.5点(⁠A-)64.8点(⁠A)
平均年収711万円(⁠42.5歳)790万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約542万円約603万円
月の平均残業17.4時間17.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.2年14.5年
売上高4.92兆円2.90兆円
売上に対する利益の割合2.7%(⁠経常利益)2.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.58倍1.42倍
従業員数(⁠単体)22,857人13,498人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はマツダが2.7%、三菱自動車工業が2.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはマツダが1.58倍、三菱自動車工業が1.42倍で、勢いはマツダが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はマツダが61.5点、三菱自動車工業が64.8点で、三菱自動車工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

マツダ

マツダは、広島に本社を置く自動車メーカーです。「⁠走る歓び」を掲げ、独自の価値を大切にした車づくりを続けています。1967年には、ロータリーエンジンを積んだ車を初めて発売しました。

売上高は約4.9兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内7位です。お金の入り口は、世界中での車の販売です。国内で製造した車に加え、メキシコ、タイ、中国、そしてトヨタとの合弁のアメリカ工場でも車をつくっています。

三菱自動車工業

三菱自動車工業は、SUVやピックアップトラック、プラグインハイブリッド車(⁠PHEV)に強い自動車メーカーです。三菱重工業の自動車部門から独立して生まれ、今は日産自動車と戦略的アライアンスを結び、東南アジア(⁠アセアン)を最大の強みにしています。

売上高は約2.9兆円で、自動車業界で国内10位です。お金の入り口は車の販売と、自動車ローンなどの金融事業です。アウトランダー(⁠PHEV)、トライトン、エクスパンダー、エクリプス クロスなど、SUVや多人数乗りの車が主力です。

歴史の違い

マツダ

  1. 1920年広島で「⁠東洋コルク工業」として設立されます。
  2. 1960年代軽乗用車・小型乗用車を発売し、1967年には初めてロータリーエンジンを積んだ「⁠コスモスポーツ」を発売します。
  3. 1979年アメリカのフォードと資本提携します。
  4. 1984年社名をマツダに変更します。

三菱自動車工業

  1. 1970年三菱重工業の全額出資で設立され、同社の自動車部門を引き継いで営業を始めます。
  2. 1980年代三菱商事と共同でオーストラリアやアメリカに販売会社をつくり、アメリカではクライスラーと合弁工場を建てます。
  3. 2000〜2005年ドイツのダイムラークライスラーと提携しますが、のちに解消。
  4. 2016年日産自動車と資本業務提携・戦略的アライアンスを結びます。

いま何に賭けているか

マツダ

「⁠2030 VISION」で、「⁠『⁠走る歓び』で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」ことを掲げています。2035年に世界の自社工場のカーボンニュートラルを実現する中間目標を置き、パートナーと共に段階的に電動化を進めるとしています。

三菱自動車工業

2026年5月に発表した新中長期ビジョンで、「⁠尖った商品・ブランドの強化でお客様満足と企業価値を向上」を掲げています。アセアン商品群とオフロード商品群に経営資源を集中して2031年度までに13車種を投入し、フィリピン、ベトナム、日本を重点国にするとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいマツダ。

よくある質問

マツダと三菱自動車工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はマツダが約542万円、三菱自動車工業が約603万円。三菱自動車工業のほうが約61万円高い。
マツダと三菱自動車工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はマツダが17.4時間、三菱自動車工業が17.1時間。大きな差はない。
マツダと三菱自動車工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はマツダが61.5点、三菱自動車工業が64.8点で、三菱自動車工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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