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マツダとスズキの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はマツダが約542万円、スズキが約652万円。スズキのほうが約110万円高い。
  • 月の平均残業はマツダが17.4時間、スズキが23.1時間。マツダのほうが月5.7時間少ない。
  • 当サイトの働きやすさの点数はマツダが61.5点、スズキが70.6点で、スズキが上回る。

数字で比べる

マツダスズキ
働きやすさの点数61.5点(⁠A-)70.6点(⁠A+)
平均年収711万円(⁠42.5歳)828万円(⁠41歳)
30歳換算年収約542万円約652万円
月の平均残業17.4時間23.1時間
有給取得率未公表79.2%
平均勤続年数16.2年16.6年
売上高4.92兆円—
売上に対する利益の割合2.7%(⁠経常利益)—
売上の4年の伸び1.58倍—
従業員数(⁠単体)22,857人17,871人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

マツダ

マツダは、広島に本社を置く自動車メーカーです。「⁠走る歓び」を掲げ、独自の価値を大切にした車づくりを続けています。1967年には、ロータリーエンジンを積んだ車を初めて発売しました。

売上高は約4.9兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内7位です。お金の入り口は、世界中での車の販売です。国内で製造した車に加え、メキシコ、タイ、中国、そしてトヨタとの合弁のアメリカ工場でも車をつくっています。

スズキ

スズキは、軽自動車と、インドでの四輪車事業で知られる浜松の自動車会社です。二輪車、船外機、電動車いすもつくっています。1909年に鈴木道雄が創業した織機メーカーから始まりました。

事業は、四輪、二輪、マリン(⁠船外機)、その他(⁠電動車いす、不動産)です。社員約7.7万人のうち、四輪事業が約6.7万人(⁠ほかに臨時従業員約5.2万人)です。

歴史の違い

マツダ

  1. 1920年広島で「⁠東洋コルク工業」として設立されます。
  2. 1960年代軽乗用車・小型乗用車を発売し、1967年には初めてロータリーエンジンを積んだ「⁠コスモスポーツ」を発売します。
  3. 1979年アメリカのフォードと資本提携します。
  4. 1984年社名をマツダに変更します。

スズキ

  1. 1909〜1920年鈴木道雄が浜松で鈴木式織機製作所を創業し、1920年に鈴木式織機株式会社を設立します。
  2. 1952〜1955年自転車用補助エンジンで輸送機器に進出し、1955年に軽四輪乗用車を出して日本の軽自動車の先駆けになります。
  3. 1982年インドの国営企業マルチ・ウドヨグと四輪車の合弁生産で基本合意します。
  4. 1981〜2008年GMと提携し、2000年には出資比率を20%に上げましたが、2008年に資本提携を解消します。

いま何に賭けているか

マツダ

「⁠2030 VISION」で、「⁠『⁠走る歓び』で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」ことを掲げています。2035年に世界の自社工場のカーボンニュートラルを実現する中間目標を置き、パートナーと共に段階的に電動化を進めるとしています。

スズキ

2030年度に売上収益8兆円、営業利益8,000億円、ROE13%を目指し、2030年代前半にはROE15%を見据えています。四輪では国や地域のエネルギー事情に合わせて、BEV、HEV、CNG(⁠CBG)車、エタノール混合燃料対応車などを投入するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならスズキ、時間のゆとりを取るならマツダ。

よくある質問

マツダとスズキはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はマツダが約542万円、スズキが約652万円。スズキのほうが約110万円高い。
マツダとスズキはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はマツダが17.4時間、スズキが23.1時間。マツダのほうが月5.7時間少ない。
マツダとスズキはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はマツダが61.5点、スズキが70.6点で、スズキが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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