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SUBARUとスズキの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSUBARUが約615万円、スズキが約652万円。スズキのほうが約37万円高い。
  • 月の平均残業はSUBARUが19.2時間、スズキが23.1時間。SUBARUのほうが月3.9時間少ない。
  • 当サイトの働きやすさの点数はSUBARUが64.8点、スズキが70.6点で、スズキが上回る。

数字で比べる

SUBARUスズキ
働きやすさの点数64.8点(⁠A)70.6点(⁠A+)
平均年収764万円(⁠40歳)828万円(⁠41歳)
30歳換算年収約615万円約652万円
月の平均残業19.2時間23.1時間
有給取得率未公表79.2%
平均勤続年数15.5年16.6年
売上高4.78兆円—
売上に対する利益の割合2.2%(⁠税引前利益)—
売上の4年の伸び1.74倍—
従業員数(⁠単体)17,948人17,871人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

SUBARU

SUBARU(⁠スバル)は、自動車と航空機の両方をつくる会社です。前身は戦前の航空機メーカー中島飛行機で、2017年まで富士重工業という社名でした。売上の多くをアメリカで稼ぎ、現地では「⁠I love SUBARU」と言われるほど熱心なファンを持っています。

売上高は約4.8兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内8位です。事業は自動車部門と航空宇宙部門に分かれ、社員約3.8万人のうち約3.4万人が自動車部門にいます。

スズキ

スズキは、軽自動車と、インドでの四輪車事業で知られる浜松の自動車会社です。二輪車、船外機、電動車いすもつくっています。1909年に鈴木道雄が創業した織機メーカーから始まりました。

事業は、四輪、二輪、マリン(⁠船外機)、その他(⁠電動車いす、不動産)です。社員約7.7万人のうち、四輪事業が約6.7万人(⁠ほかに臨時従業員約5.2万人)です。

歴史の違い

SUBARU

  1. 1917年中島知久平が群馬県太田町に航空機の研究所を開きます。
  2. 1945〜1950年終戦で富士産業に改称し、スクーターやバスの車体などをつくり始めます。
  3. 1953年分割された会社のうち5社が共同出資して富士重工業を設立し、航空機の生産・修理を再開します。
  4. 1968〜2005年日産、GM、スズキなどと提携と解消を繰り返しながら、アメリカでの生産・販売を育てていきます。

スズキ

  1. 1909〜1920年鈴木道雄が浜松で鈴木式織機製作所を創業し、1920年に鈴木式織機株式会社を設立します。
  2. 1952〜1955年自転車用補助エンジンで輸送機器に進出し、1955年に軽四輪乗用車を出して日本の軽自動車の先駆けになります。
  3. 1982年インドの国営企業マルチ・ウドヨグと四輪車の合弁生産で基本合意します。
  4. 1981〜2008年GMと提携し、2000年には出資比率を20%に上げましたが、2008年に資本提携を解消します。

いま何に賭けているか

SUBARU

2025年11月に公表した「⁠SUBARU 2025方針」で、「⁠モノづくり」と「⁠価値づくり」で世界最先端を目指すとしています。提供価値は「⁠安心と愉しさ」で、ありたい姿「⁠笑顔をつくる会社」に向けて、自動車と航空宇宙の両方で魅力あるグローバルブランドに成長することを目指しています。

スズキ

2030年度に売上収益8兆円、営業利益8,000億円、ROE13%を目指し、2030年代前半にはROE15%を見据えています。四輪では国や地域のエネルギー事情に合わせて、BEV、HEV、CNG(⁠CBG)車、エタノール混合燃料対応車などを投入するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならスズキ、時間のゆとりを取るならSUBARU。

よくある質問

SUBARUとスズキはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSUBARUが約615万円、スズキが約652万円。スズキのほうが約37万円高い。
SUBARUとスズキはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はSUBARUが19.2時間、スズキが23.1時間。SUBARUのほうが月3.9時間少ない。
SUBARUとスズキはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSUBARUが64.8点、スズキが70.6点で、スズキが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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