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本田技研工業とSUBARUの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車メーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は本田技研工業が約689万円、SUBARUが約615万円。本田技研工業のほうが約74万円高い。
  • 月の平均残業は本田技研工業が19.3時間、SUBARUが19.2時間。大きな差はない。
  • 売上高は本田技研工業が21.80兆円、SUBARUが4.78兆円で、本田技研工業が約4.6倍の規模。

数字で比べる

本田技研工業SUBARU
働きやすさの点数73.8点(⁠S-)64.8点(⁠A)
平均年収933万円(⁠43.9歳)764万円(⁠40歳)
30歳換算年収約689万円約615万円
月の平均残業19.3時間19.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.4年15.5年
売上高21.80兆円4.78兆円
売上に対する利益の割合-1.9%(⁠税引前利益)2.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.50倍1.74倍
従業員数(⁠単体)32,547人17,948人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は本田技研工業が-1.9%、SUBARUが2.2%で、SUBARUのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは本田技研工業が1.50倍、SUBARUが1.74倍で、勢いはSUBARUが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は本田技研工業が73.8点、SUBARUが64.8点で、本田技研工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

本田技研工業

ホンダは、オートバイ(⁠二輪)・自動車(⁠四輪)・発電機や耕うん機などの「⁠パワープロダクツ」をつくり、世界中で売っている会社です。売上高は約21.8兆円と自動車業界で国内最大級ですが、直近の決算は四輪事業の不振で赤字になっており、まさに転換点にいます。

お金の入り口は、世界中でホンダの二輪車・四輪車を買うお客さんと、その購入を支える自動車ローンなどの金融サービスです。事業は二輪、四輪、金融サービス、パワープロダクツの4つに分かれています。

SUBARU

SUBARU(⁠スバル)は、自動車と航空機の両方をつくる会社です。前身は戦前の航空機メーカー中島飛行機で、2017年まで富士重工業という社名でした。売上の多くをアメリカで稼ぎ、現地では「⁠I love SUBARU」と言われるほど熱心なファンを持っています。

売上高は約4.8兆円で、自動車・輸送機器の業界で国内8位です。事業は自動車部門と航空宇宙部門に分かれ、社員約3.8万人のうち約3.4万人が自動車部門にいます。

歴史の違い

本田技研工業

  1. 1946年本田宗一郎が静岡県浜松市に「⁠本田技術研究所」を開き、エンジンの研究・製造を始めます。
  2. 1949年オートバイの生産を始めます。
  3. 1959年アメリカに販売会社をつくり、早くから海外に出ていきます。
  4. 1963年自動車(⁠四輪車)の生産を始めます。

SUBARU

  1. 1917年中島知久平が群馬県太田町に航空機の研究所を開きます。
  2. 1945〜1950年終戦で富士産業に改称し、スクーターやバスの車体などをつくり始めます。
  3. 1953年分割された会社のうち5社が共同出資して富士重工業を設立し、航空機の生産・修理を再開します。
  4. 1968〜2005年日産、GM、スズキなどと提携と解消を繰り返しながら、アメリカでの生産・販売を育てていきます。

いま何に賭けているか

本田技研工業

「⁠夢」を原動力に、独創的な技術で移動を進化させる「⁠総合モビリティカンパニー」を目指しています。足元の最大の課題は、関税やEV市場の変化で悪化した四輪事業の立て直しです。

SUBARU

2025年11月に公表した「⁠SUBARU 2025方針」で、「⁠モノづくり」と「⁠価値づくり」で世界最先端を目指すとしています。提供価値は「⁠安心と愉しさ」で、ありたい姿「⁠笑顔をつくる会社」に向けて、自動車と航空宇宙の両方で魅力あるグローバルブランドに成長することを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいSUBARU。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いSUBARUのほうが景気の波に強い。

よくある質問

本田技研工業とSUBARUはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は本田技研工業が約689万円、SUBARUが約615万円。本田技研工業のほうが約74万円高い。
本田技研工業とSUBARUはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は本田技研工業が19.3時間、SUBARUが19.2時間。大きな差はない。
本田技研工業とSUBARUはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は本田技研工業が73.8点、SUBARUが64.8点で、本田技研工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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