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日産自動車の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日産自動車の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日産自動車はどんな会社か

日産自動車は、横浜に本社を置く大手自動車メーカーです。フランスのルノーとの提携で立ち直った歴史がありますが、いまは再び経営再建のさなかにあり、計画「⁠Re:Nissan」で立て直しを進めています。

いまの状況:「⁠Re:Nissan」で、2026年度までに自動車事業の営業利益とフリーキャッシュフロー(⁠自由に使える現金)の黒字化を目指し、5,000億円規模のコスト削減を進めています。

転機:1999年 経営が行き詰まる中、フランスのルノーと資本提携を結びます/2016〜2025年 三菱自動車に資本参加。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高12.01兆円自動車・輸送機器製造業の上場88社中3位。
売上に対する経常利益の割合0.0%業界中央値5.6%より5.6ポイント低い。
売上の4年の伸び1.43倍業界中央値は1.32倍。
従業員数(⁠単体)23,174人4年で1.00倍。
30歳換算年収約676万円業界中央値は約522万円。
月の平均残業16.8時間業界中央値は19.6時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日産自動車の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 直近の経常利益は約10.8億円で、売上約12兆円に対してほぼゼロです。再建計画「⁠Re:Nissan」では、2026年度までに自動車事業の営業利益とフリーキャッシュフローを黒字にすることを目標にしています。
  • 車両工場を2027年度までに17から10に減らし、固定費・変動費で5,000億円規模のコストを削る計画です。2025年度末時点で固定費は2,000億円、変動費は550億円の削減が進んでいます。
  • 1999年のルノーとの資本提携で立ち直り、2023年以降は関係を対等に近づける新しいアライアンス契約を結び直しました。2025年にはインドとインドネシアの子会社を売却しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

日産自動車株式会社は、自動車及び部品の製造と販売を主力とする会社。上場88社の中で売上3位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日産自動車トヨタ自動車デンソー本田技研工業
売上高12.01兆円18.26兆円7.54兆円21.80兆円
利益率0.0%(⁠経常)23.0%(⁠経常)7.3%(⁠営業)-1.9%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.43倍1.45倍1.37倍1.50倍
30歳換算年収676万円801万円663万円689万円
月の残業16.8時間20.3時間20.2時間19.3時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

経営再建計画のもと従業員数の適正化を進めると同時に、「⁠HR Ambition 2030」の5つの柱を基礎として、従業員の持つ力を最大化することを目指し、会社と従業員がともに成長し続ける企業文化の醸成と人財育成の取り組みを継続する。<HR Ambition 2030>5つの柱1従業員体験(⁠エンプロイーエクスペリエンス)の強化コアスキルを持つ多様な人財を惹きつけ、エンゲージメントを高めて組織への定着を図ることで、日産の持続的成長に貢献する。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・リーダーシップ・イノベーション・スピード

どの事業に人がいるか

  • 日本:58,723人(⁠44%)
  • 北米:37,036人(⁠28%)
  • 米国:13,898人(⁠10%)
  • 欧州:8,948人(⁠7%)
  • アジア:9,890人(⁠7%)
  • 販売金融事業の従業員数は:4,361人(⁠3%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Re:Nissan」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。

同業他社との違い