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大手私鉄8社を比較【2026年】

小田急電鉄・近鉄グループホールディングス・京成電鉄・名古屋鉄道・東武鉄道・西武ホールディングス・京浜急行電鉄・京王電鉄を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。

ひと目でわかる違い

  • 30歳換算年収が最も高いのは西武ホールディングス(⁠約691万円)。
  • 残業が最も少ないのは小田急電鉄(⁠月16.2時間)。
  • 利益率が最も高いのは京成電鉄(⁠17.6%)。
  • 売上の伸びが最も大きいのは近鉄グループホールディングス(⁠2.53倍)。

数字で比べる

小田急電鉄近鉄グループホールディングス京成電鉄名古屋鉄道東武鉄道西武ホールディングス京浜急行電鉄京王電鉄
働きやすさの点数69.9点(⁠A+)64.4点(⁠A-)62.9点(⁠A-)60.8点(⁠A-)60.3点(⁠A-)58.1点(⁠B)55.9点(⁠B)55.9点(⁠B)
平均年収827万円(⁠43.5歳)823万円(⁠44.6歳)799万円(⁠40.9歳)661万円(⁠44.4歳)745万円(⁠47.7歳)872万円(⁠40.7歳)723万円(⁠40歳)758万円(⁠40.5歳)
30歳換算年収約616万円約599万円約630万円約483万円約507万円約691万円約582万円約603万円
月の平均残業16.2時間未公表未公表未公表未公表27.7時間未公表26.8時間
有給取得率90.8%未公表未公表未公表未公表未公表未公表未公表
平均勤続年数22年17.7年17.4年23.3年26.5年15年17年14.1年
売上高4,187億円1.75兆円3,324億円6,916億円6,554億円5,133億円3,042億円4,969億円
売上に対する利益の割合12.9%(⁠経常利益)4.8%(⁠経常利益)17.6%(⁠経常利益)5.5%(⁠経常利益)10.5%(⁠経常利益)8.9%(⁠経常利益)9.5%(⁠経常利益)10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.17倍2.53倍1.55倍1.41倍1.30倍1.29倍1.15倍1.66倍
従業員数(⁠単体)3,685人264人2,474人5,096人3,214人386人2,921人2,429人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

各社はどんな会社か(⁠点数順)

小田急電鉄 69.9点(⁠A+)

小田急電鉄は、新宿から小田原・江ノ島・多摩を結ぶ小田急線を運行する鉄道会社です。箱根の登山鉄道・ロープウェイ・観光船(⁠小田急箱根)、江ノ島電鉄、神奈川中央交通などのバス、小田急百貨店、ホテルなども持っています。

いまの状況:経営ビジョン「⁠UPDATE 小田急〜地域価値創造型企業に向けて〜」のもと、成長領域への積極投資、株主還元の強化、人的資本の拡充を重点にしています。

近鉄グループホールディングス 64.4点(⁠A-)

近鉄グループホールディングスは、大阪・奈良・京都・三重・名古屋を結ぶ近畿日本鉄道を中心に、不動産、国際物流(⁠近鉄エクスプレス)、百貨店(⁠近鉄百貨店)、ホテル(⁠都ホテルズ)、旅行(⁠近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム)、水族館の海遊館などを持つ持株会社です。

いまの状況:「⁠長期ビジョン2035」と「⁠中期経営計画2028」で、沿線の価値深化・活性化と、沿線外・グローバルでの事業深化・拡張を掲げ、伊勢志摩のブランド力強化やインバウンド需要の取込み拡大など6つの重点戦略に取り組んでいます。

京成電鉄 62.9点(⁠A-)

京成電鉄は、東京の上野・押上から千葉・成田空港を結ぶ京成線を運行する鉄道会社です。空港特急「⁠スカイライナー」を走らせ、北総鉄道、関東鉄道、新京成(⁠2025年に合併)、バス、タクシー、ストアなども持っています。オリエンタルランドを持分法適用関連会社にしています。

いまの状況:長期経営計画「⁠Dプラン」(⁠2022〜2030年度)で、成田空港の機能強化への寄与を通じてサステナブルな社会の実現に貢献することをグループビジョンにしています。

名古屋鉄道 60.8点(⁠A-)

名古屋鉄道(⁠名鉄)は、名古屋を中心に愛知・岐阜で鉄道網を持つ鉄道会社です。バス・タクシー、トラック輸送(⁠名鉄NX運輸)、フェリー(⁠太平洋フェリー)、不動産、ホテル、航空関連サービスなど幅広い事業を持っています。

いまの状況:2024年に経営ビジョンを策定し、「⁠名鉄グループの2040年のありたい姿」と中長期経営戦略を定めました。

東武鉄道 60.3点(⁠A-)

東武鉄道は、東京の浅草・池袋から埼玉・栃木・群馬へ延びる鉄道網を持つ鉄道会社です。東京スカイツリーと東京スカイツリータウン、東武百貨店・東武ストア、ホテル、旅行(⁠東武トップツアーズ)なども手がけています。

いまの状況:2024年に策定した長期経営ビジョン「⁠挑戦と協創で進化させる社会と沿線」で、「⁠営業利益段階における非鉄道事業割合の増加」「⁠観光需要を捉えた収益力強化」「⁠持続的な事業運営体制の確立」を注力ポイントにしています。

西武ホールディングス 58.1点(⁠B)

西武ホールディングスは、西武鉄道、プリンスホテル、西武不動産などを束ねる持株会社です。池袋線・新宿線などの鉄道と沿線事業に加え、ホテル・レジャー施設、高輪・品川エリアなどの不動産開発を手がけています。

いまの状況:2024年に策定した「⁠西武グループ長期戦略2035」で、不動産事業を核とした成長戦略を掲げています。

京浜急行電鉄 55.9点(⁠B)

京浜急行電鉄(⁠京急)は、品川から横浜・横須賀・三浦半島、羽田空港を結ぶ京急線を運行する鉄道会社です。京浜急行バス、京急百貨店・京急ストア、不動産、ビジネスホテルなども手がけています。2019年に本社を横浜市に移しました。

いまの状況:第20次総合経営計画で、2040年度を長期ビジョンの実現年度、2024〜2026年度を中期経営計画期間としています。

京王電鉄 55.9点(⁠B)

京王電鉄は、新宿から八王子・橋本・高尾山口への京王線と、渋谷〜吉祥寺の井の頭線を運行する鉄道会社です。バス、不動産、ホテル(⁠京王プラザホテル)、百貨店・スーパー(⁠京王百貨店、京王ストア)など沿線の生活サービスも手がけています。

いまの状況:中期経営計画『⁠HIRAKU 2030』(⁠2025〜2030年度)で、2030年前後に完成を目指す「⁠新宿駅西南口地区開発計画」「⁠橋本駅周辺開発」「⁠京王多摩川開発プロジェクト」「⁠京王線(⁠笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業」などの大規模プロジェクトを進めています。

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