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西武ホールディングスと名古屋鉄道の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、名古屋鉄道が約483万円。西武ホールディングスのほうが約208万円高い。
  • 売上高は西武ホールディングスが5,133億円、名古屋鉄道が6,916億円で、名古屋鉄道が約1.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は西武ホールディングスが8.9%、名古屋鉄道が5.5%で、西武ホールディングスのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

西武ホールディングス名古屋鉄道
働きやすさの点数58.1点(⁠B)60.8点(⁠A-)
平均年収872万円(⁠40.7歳)661万円(⁠44.4歳)
30歳換算年収約691万円約483万円
月の平均残業27.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年23.3年
売上高5,133億円6,916億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠経常利益)5.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.41倍
従業員数(⁠単体)386人5,096人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは西武ホールディングスが1.29倍、名古屋鉄道が1.41倍で、勢いは名古屋鉄道が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、名古屋鉄道が60.8点で、名古屋鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

西武ホールディングス

西武ホールディングスは、西武鉄道、プリンスホテル、西武不動産などを束ねる持株会社です。池袋線・新宿線などの鉄道と沿線事業に加え、ホテル・レジャー施設、高輪・品川エリアなどの不動産開発を手がけています。

売上高は約5,133億円です。事業は、不動産、ホテル・レジャー、都市交通・沿線、その他の4つです。

名古屋鉄道

名古屋鉄道(⁠名鉄)は、名古屋を中心に愛知・岐阜で鉄道網を持つ鉄道会社です。バス・タクシー、トラック輸送(⁠名鉄NX運輸)、フェリー(⁠太平洋フェリー)、不動産、ホテル、航空関連サービスなど幅広い事業を持っています。

売上高は約6,916億円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス、タクシー)、運送(⁠トラック、海運)、不動産、レジャー・サービス(⁠ホテル、観光施設、旅行)、流通、航空関連サービス、その他の7つです。

歴史の違い

西武ホールディングス

  1. 1912年武蔵野鉄道が設立されます。
  2. 1920〜1956年箱根土地(⁠のちのコクド)が設立され、1956年にプリンスホテルが設立されます。
  3. 2004〜2006年西武鉄道の上場が廃止され、グループの再編を経て、2006年に持株会社の西武ホールディングスが設立されます。
  4. 2014年東京証券取引所市場第一部に上場します。

名古屋鉄道

  1. 1921年名古屋鉄道が設立され、名古屋電気鉄道の郡部線事業を譲り受けます。
  2. 1935〜1944年愛知電気鉄道などと合併して名古屋鉄道になり、1944年に神宮前〜新名古屋間の開通で東西の路線がつながります。
  3. 2004年名鉄百貨店を完全子会社にし、バス事業を名鉄バスに移します。
  4. 2005年空港線(⁠常滑〜中部国際空港)の営業を始めます。

いま何に賭けているか

西武ホールディングス

2024年に策定した「⁠西武グループ長期戦略2035」で、不動産事業を核とした成長戦略を掲げています。高輪B-1地区の大規模再開発は2030年度中の着工、2035年度の竣工・開業を目指しています。ファンドやREITを使った「⁠キャピタルリサイクル」とM&Aで、非連続的な成長を目指すとしています。

名古屋鉄道

2024年に経営ビジョンを策定し、「⁠名鉄グループの2040年のありたい姿」と中長期経営戦略を定めました。中期経営計画(⁠2024〜2026年度)を「⁠成長基盤構築・収益力強化期」とし、重点テーマに「⁠魅力ある地域づくり・まちづくり」「⁠公共交通を中心とするモビリティネットワークの実現」「⁠稼ぐ力の強化・構造改革の推進」などを掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い西武ホールディングスのほうが景気の波に強い。

よくある質問

西武ホールディングスと名古屋鉄道はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、名古屋鉄道が約483万円。西武ホールディングスのほうが約208万円高い。
西武ホールディングスと名古屋鉄道はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、名古屋鉄道が60.8点で、名古屋鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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