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名古屋鉄道と京浜急行電鉄の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は名古屋鉄道が約483万円、京浜急行電鉄が約582万円。京浜急行電鉄のほうが約99万円高い。
  • 売上高は名古屋鉄道が6,916億円、京浜急行電鉄が3,042億円で、名古屋鉄道が約2.3倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は名古屋鉄道が5.5%、京浜急行電鉄が9.5%で、京浜急行電鉄のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

名古屋鉄道京浜急行電鉄
働きやすさの点数60.8点(⁠A-)55.9点(⁠B)
平均年収661万円(⁠44.4歳)723万円(⁠40歳)
30歳換算年収約483万円約582万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数23.3年17年
売上高6,916億円3,042億円
売上に対する利益の割合5.5%(⁠経常利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.41倍1.15倍
従業員数(⁠単体)5,096人2,921人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは名古屋鉄道が1.41倍、京浜急行電鉄が1.15倍で、勢いは名古屋鉄道が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は名古屋鉄道が60.8点、京浜急行電鉄が55.9点で、名古屋鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

名古屋鉄道

名古屋鉄道(⁠名鉄)は、名古屋を中心に愛知・岐阜で鉄道網を持つ鉄道会社です。バス・タクシー、トラック輸送(⁠名鉄NX運輸)、フェリー(⁠太平洋フェリー)、不動産、ホテル、航空関連サービスなど幅広い事業を持っています。

売上高は約6,916億円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス、タクシー)、運送(⁠トラック、海運)、不動産、レジャー・サービス(⁠ホテル、観光施設、旅行)、流通、航空関連サービス、その他の7つです。

京浜急行電鉄

京浜急行電鉄(⁠京急)は、品川から横浜・横須賀・三浦半島、羽田空港を結ぶ京急線を運行する鉄道会社です。京浜急行バス、京急百貨店・京急ストア、不動産、ビジネスホテルなども手がけています。2019年に本社を横浜市に移しました。

売上高は約3,042億円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス)、不動産(⁠販売、賃貸)、レジャー・サービス(⁠ビジネスホテル、レジャー施設)、流通(⁠百貨店、ストア)、その他(⁠建設、電気工事など)です。

歴史の違い

名古屋鉄道

  1. 1921年名古屋鉄道が設立され、名古屋電気鉄道の郡部線事業を譲り受けます。
  2. 1935〜1944年愛知電気鉄道などと合併して名古屋鉄道になり、1944年に神宮前〜新名古屋間の開通で東西の路線がつながります。
  3. 2004年名鉄百貨店を完全子会社にし、バス事業を名鉄バスに移します。
  4. 2005年空港線(⁠常滑〜中部国際空港)の営業を始めます。

京浜急行電鉄

  1. 1898〜1905年大師電気鉄道として創立され、京浜電気鉄道に社名を変えて1905年に品川〜神奈川間を開通させます。
  2. 1948年東京急行電鉄から分離し、京浜急行電鉄が創立されます。
  3. 1968年品川〜泉岳寺間の開通で都心に乗り入れます。
  4. 1998〜2010年羽田空港まで開通し、2010年に羽田空港国際線ターミナル駅を開業します。

いま何に賭けているか

名古屋鉄道

2024年に経営ビジョンを策定し、「⁠名鉄グループの2040年のありたい姿」と中長期経営戦略を定めました。中期経営計画(⁠2024〜2026年度)を「⁠成長基盤構築・収益力強化期」とし、重点テーマに「⁠魅力ある地域づくり・まちづくり」「⁠公共交通を中心とするモビリティネットワークの実現」「⁠稼ぐ力の強化・構造改革の推進」などを掲げています。

京浜急行電鉄

第20次総合経営計画で、2040年度を長期ビジョンの実現年度、2024〜2026年度を中期経営計画期間としています。鉄道などの「⁠移動プラットフォーム」と不動産・レジャーなどの「⁠まち創造プラットフォーム」の相互価値共創を軸にした「⁠沿線価値共創戦略」を掲げ、地域全体で価値を共創する「⁠ローカルプラットフォーマー」を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい名古屋鉄道。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い京浜急行電鉄のほうが景気の波に強い。

よくある質問

名古屋鉄道と京浜急行電鉄はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は名古屋鉄道が約483万円、京浜急行電鉄が約582万円。京浜急行電鉄のほうが約99万円高い。
名古屋鉄道と京浜急行電鉄はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は名古屋鉄道が60.8点、京浜急行電鉄が55.9点で、名古屋鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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