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小田急電鉄の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、小田急電鉄の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 小田急電鉄はどんな会社か

小田急電鉄は、新宿から小田原・江ノ島・多摩を結ぶ小田急線を運行する鉄道会社です。箱根の登山鉄道・ロープウェイ・観光船(⁠小田急箱根)、江ノ島電鉄、神奈川中央交通などのバス、小田急百貨店、ホテルなども持っています。

いまの状況:経営ビジョン「⁠UPDATE 小田急〜地域価値創造型企業に向けて〜」のもと、成長領域への積極投資、株主還元の強化、人的資本の拡充を重点にしています。

転機:1974〜1990年 多摩線を開通させ、地下鉄千代田線との相互直通運転を始めます/2018年 代々木上原〜登戸間の複々線運転を始めます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,187億円運輸・郵便業の上場111社中28位。
売上に対する経常利益の割合12.9%業界中央値7.1%より5.8ポイント高い。
売上の4年の伸び1.17倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,685人4年で0.98倍。
30歳換算年収約616万円業界中央値は約517万円。
月の平均残業16.2時間業界中央値は20.8時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは小田急電鉄の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • ROE向上のため、「⁠セグメント別営業利益ROAによる目標管理」と「⁠継続的な資産入替え」を掲げています。東京オペラシティビルや小田急センチュリービルの持分などを売却してきました。
  • 箱根の鉄道・ロープウェイ(⁠索道)・ケーブルカー(⁠鋼索)・観光船を小田急箱根が運営し、江ノ島電鉄や神奈川中央交通(⁠持分法適用会社)もグループに入っています。
  • 2018年に代々木上原〜登戸間の複々線運転を始めました。有給取得率は約91%です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

小田急電鉄株式会社は、上場111社の中で売上28位の中堅。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

小田急電鉄東京地下鉄西日本鉄道SBSホールディングス
売上高4,187億円4,224億円4,742億円4,903億円
利益率12.9%18.8%7.8%4.3%
4年の売上の伸び1.17倍1.38倍1.11倍1.22倍
30歳換算年収616万円678万円457万円433万円
月の残業16.2時間23.9時間17.8時間未公表

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

<人財に関する基本的な考え方> 経営ビジョンに掲げる地域価値創造型企業として持続的に成長していくためには、土台となる経営基盤の強化が不可欠であり、なかでも「⁠人的資本」は当社グループにとって最も重要な経営基盤と位置づけています。若年層支援若年層を中心とした入社後の対話によるフォロー体制の構築、処遇改善のほか、独身寮の無償化、帰省交通費支援制度等の社会的・経済的な自立支援を行うなど、優秀な人財の獲得と定着に向けた取り組みを継続的に推進しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・デジタル・挑戦・安全

会社自身が挙げているリスク

自然災害の発生、感染症の流行、事故等1 事故等の発生、保有資産および商品の瑕疵・欠陥、システム障害の発生、コンプライアンス等1 コンプライアンス。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
事業の柱は交通業・不動産業・生活サービス。
当社の課題は
会社自身は「⁠自然災害の発生」「⁠感染症の流行」「⁠事故等1 事故等の発生」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠UPDATE 小田急〜地域価値創造型企業に向けて〜」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠自然災害の発生」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い