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西武ホールディングスと京成電鉄の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、京成電鉄が約630万円。西武ホールディングスのほうが約61万円高い。
  • 売上高は西武ホールディングスが5,133億円、京成電鉄が3,324億円で、西武ホールディングスが約1.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は西武ホールディングスが8.9%、京成電鉄が17.6%で、京成電鉄のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

西武ホールディングス京成電鉄
働きやすさの点数58.1点(⁠B)62.9点(⁠A-)
平均年収872万円(⁠40.7歳)799万円(⁠40.9歳)
30歳換算年収約691万円約630万円
月の平均残業27.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年17.4年
売上高5,133億円3,324億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠経常利益)17.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.55倍
従業員数(⁠単体)386人2,474人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは西武ホールディングスが1.29倍、京成電鉄が1.55倍で、勢いは京成電鉄が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、京成電鉄が62.9点で、京成電鉄が上回る。

何で稼いでいるかの違い

西武ホールディングス

西武ホールディングスは、西武鉄道、プリンスホテル、西武不動産などを束ねる持株会社です。池袋線・新宿線などの鉄道と沿線事業に加え、ホテル・レジャー施設、高輪・品川エリアなどの不動産開発を手がけています。

売上高は約5,133億円です。事業は、不動産、ホテル・レジャー、都市交通・沿線、その他の4つです。

京成電鉄

京成電鉄は、東京の上野・押上から千葉・成田空港を結ぶ京成線を運行する鉄道会社です。空港特急「⁠スカイライナー」を走らせ、北総鉄道、関東鉄道、新京成(⁠2025年に合併)、バス、タクシー、ストアなども持っています。オリエンタルランドを持分法適用関連会社にしています。

売上高は約3,324億円です。事業は、運輸(⁠鉄道、バス、タクシー)、流通、不動産、レジャー・サービス、建設、その他です。レジャー・サービスには、持分法適用関連会社のオリエンタルランドも入っています。

歴史の違い

西武ホールディングス

  1. 1912年武蔵野鉄道が設立されます。
  2. 1920〜1956年箱根土地(⁠のちのコクド)が設立され、1956年にプリンスホテルが設立されます。
  3. 2004〜2006年西武鉄道の上場が廃止され、グループの再編を経て、2006年に持株会社の西武ホールディングスが設立されます。
  4. 2014年東京証券取引所市場第一部に上場します。

京成電鉄

  1. 1909〜1912年京成電気軌道が設立され、1912年に押上〜市川間などを開通させます。
  2. 1930〜1933年成田まで開通し、日暮里〜上野公園(⁠今の京成上野)間も開通させます。
  3. 1978年成田空港(⁠今の東成田)まで開通し、空港特急「⁠スカイライナー」の運転を始めます。
  4. 1991〜2010年成田空港ターミナル地下駅に乗り入れ、2010年に成田空港線(⁠成田スカイアクセス)を開業します。

いま何に賭けているか

西武ホールディングス

2024年に策定した「⁠西武グループ長期戦略2035」で、不動産事業を核とした成長戦略を掲げています。高輪B-1地区の大規模再開発は2030年度中の着工、2035年度の竣工・開業を目指しています。ファンドやREITを使った「⁠キャピタルリサイクル」とM&Aで、非連続的な成長を目指すとしています。

京成電鉄

長期経営計画「⁠Dプラン」(⁠2022〜2030年度)で、成田空港の機能強化への寄与を通じてサステナブルな社会の実現に貢献することをグループビジョンにしています。中期経営計画「⁠D2プラン」(⁠2025〜2027年度)では空港アクセスの強化と、第2の柱である不動産業の強化を掲げ、2027年度に営業収益3,750億円、営業利益380億円を計画しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい京成電鉄。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い京成電鉄のほうが景気の波に強い。

よくある質問

西武ホールディングスと京成電鉄はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、京成電鉄が約630万円。西武ホールディングスのほうが約61万円高い。
西武ホールディングスと京成電鉄はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、京成電鉄が62.9点で、京成電鉄が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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