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西武ホールディングスと京王電鉄の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、京王電鉄が約603万円。西武ホールディングスのほうが約88万円高い。
  • 月の平均残業は西武ホールディングスが27.7時間、京王電鉄が26.8時間。大きな差はない。
  • 売上高は西武ホールディングスが5,133億円、京王電鉄が4,969億円で、規模は近い。

数字で比べる

西武ホールディングス京王電鉄
働きやすさの点数58.1点(⁠B)55.9点(⁠B)
平均年収872万円(⁠40.7歳)758万円(⁠40.5歳)
30歳換算年収約691万円約603万円
月の平均残業27.7時間26.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年14.1年
売上高5,133億円4,969億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠経常利益)10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.66倍
従業員数(⁠単体)386人2,429人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は西武ホールディングスが8.9%、京王電鉄が10.3%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは西武ホールディングスが1.29倍、京王電鉄が1.66倍で、勢いは京王電鉄が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、京王電鉄が55.9点で、西武ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

西武ホールディングス

西武ホールディングスは、西武鉄道、プリンスホテル、西武不動産などを束ねる持株会社です。池袋線・新宿線などの鉄道と沿線事業に加え、ホテル・レジャー施設、高輪・品川エリアなどの不動産開発を手がけています。

売上高は約5,133億円です。事業は、不動産、ホテル・レジャー、都市交通・沿線、その他の4つです。

京王電鉄

京王電鉄は、新宿から八王子・橋本・高尾山口への京王線と、渋谷〜吉祥寺の井の頭線を運行する鉄道会社です。バス、不動産、ホテル(⁠京王プラザホテル)、百貨店・スーパー(⁠京王百貨店、京王ストア)など沿線の生活サービスも手がけています。

売上高は約4,969億円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス、タクシー)、不動産(⁠賃貸、販売)、ホテル、建設設備、生活サービス(⁠百貨店、ストア、クレジットカード、子育て支援、高齢者住宅など)の5つです。

歴史の違い

西武ホールディングス

  1. 1912年武蔵野鉄道が設立されます。
  2. 1920〜1956年箱根土地(⁠のちのコクド)が設立され、1956年にプリンスホテルが設立されます。
  3. 2004〜2006年西武鉄道の上場が廃止され、グループの再編を経て、2006年に持株会社の西武ホールディングスが設立されます。
  4. 2014年東京証券取引所市場第一部に上場します。

京王電鉄

  1. 1910〜1913年京王電気軌道が設立され、1913年に笹塚〜調布間で電車を開通させます。
  2. 1944〜1948年東京急行電鉄に合併されたのち、1948年に京王線・井の頭線を持つ京王帝都電鉄として分離します。
  3. 1969年京王プラザホテルの会社を設立し、高速バスの運行を始めます。
  4. 1990年相模原線の調布〜橋本間が全線開通します。

いま何に賭けているか

西武ホールディングス

2024年に策定した「⁠西武グループ長期戦略2035」で、不動産事業を核とした成長戦略を掲げています。高輪B-1地区の大規模再開発は2030年度中の着工、2035年度の竣工・開業を目指しています。ファンドやREITを使った「⁠キャピタルリサイクル」とM&Aで、非連続的な成長を目指すとしています。

京王電鉄

中期経営計画『⁠HIRAKU 2030』(⁠2025〜2030年度)で、2030年前後に完成を目指す「⁠新宿駅西南口地区開発計画」「⁠橋本駅周辺開発」「⁠京王多摩川開発プロジェクト」「⁠京王線(⁠笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業」などの大規模プロジェクトを進めています。2030年度に連結営業利益620億円を計画しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい京王電鉄。

よくある質問

西武ホールディングスと京王電鉄はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、京王電鉄が約603万円。西武ホールディングスのほうが約88万円高い。
西武ホールディングスと京王電鉄はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は西武ホールディングスが27.7時間、京王電鉄が26.8時間。大きな差はない。
西武ホールディングスと京王電鉄はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、京王電鉄が55.9点で、西武ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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