乳業・製パン・加工食品9社を比較【2026年】
雪印メグミルク・日清オイリオグループ・昭和産業・森永乳業・不二製油・ニップン・東洋水産・山崎製パン・カルビーを、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのは不二製油(約656万円)。
- 残業が最も少ないのは雪印メグミルク(月4.9時間)。
- 有給取得率が最も高いのは雪印メグミルク(81%)。
- 利益率が最も高いのは東洋水産(17.5%)。
- 売上の伸びが最も大きいのは不二製油(1.78倍)。
数字で比べる
| 雪印メグミルク | 日清オイリオグループ | 昭和産業 | 森永乳業 | 不二製油 | ニップン | 東洋水産 | 山崎製パン | カルビー |
|---|
| 働きやすさの点数 | 66.9点(A) | 64.9点(A) | 62.7点(A-) | 60.9点(A-) | 59.7点(B) | 59.6点(B) | 59.1点(B) | 58.7点(B) | 52.9点(B) |
| 平均年収 | 773万円(41.6歳) | 771万円(41.6歳) | 761万円(41.2歳) | 799万円(40.2歳) | 833万円(41歳) | 758万円(39歳) | 699万円(41.7歳) | 627万円(39.6歳) | 686万円(42.2歳) |
| 30歳換算年収 | 約601万円 | 約599万円 | 約596万円 | 約640万円 | 約656万円 | 約623万円 | 約542万円 | 約509万円 | 約526万円 |
| 月の平均残業 | 4.9時間 | 16.4時間 | 13時間 | 16.5時間 | 16.1時間 | 14.2時間 | 23時間 | 未公表 | 10.5時間 |
| 有給取得率 | 81% | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 77.7% | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| 平均勤続年数 | 15.1年 | 23.1年 | 16.5年 | 15.6年 | 15年 | 13.9年 | 16.3年 | 15.3年 | 12.7年 |
| 売上高 | 6,158億円 | 5,543億円 | 3,354億円 | 5,715億円 | 7,723億円 | 4,184億円 | 5,366億円 | 1.31兆円 | 3,402億円 |
| 売上に対する利益の割合 | 3.3%(経常利益) | 2.9%(経常利益) | 4.3%(経常利益) | 6.5%(経常利益) | 3.5%(経常利益) | 5.9%(経常利益) | 17.5%(経常利益) | 4.9%(経常利益) | 8.0%(経常利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.10倍 | 1.28倍 | 1.17倍 | 1.14倍 | 1.78倍 | 1.30倍 | 1.48倍 | 1.25倍 | 1.39倍 |
| 従業員数(単体) | 3,172人 | 1,295人 | 1,295人 | 3,376人 | 1,550人 | 1,244人 | 2,192人 | 19,175人 | 3,711人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。
各社はどんな会社か(点数順)
雪印メグミルクは、チーズ、バター、マーガリン、牛乳、ヨーグルト、飲料、粉ミルク、牛用飼料・種子などをつくる会社です。1925年に設立された北海道製酪販売組合が起源で、2009年に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合してできました。
いまの状況:2025年に創業100周年を迎え、創立者の一人、黒澤酉蔵の「健土健民」を「存在意義・志」に定めました。
日清オイリオグループは、油脂製品、加工油脂製品、ミール製品、加工食品・素材、ファインケミカル製品などをつくる会社です。1907年に大豆油・大豆粕を製造する日清豆粕製造として創立されました。
いまの状況:コアプロミスは、健康的で幸福な「美しい生活」(Well-being)を提案・創造することです。
昭和産業 62.7点(A-)
昭和産業は、小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品などの食品と、配合飼料をつくる会社です。1936年に肥料、小麦粉、植物油脂などの製造販売を目的に創立されました。
いまの状況:2026年2月の創立90周年を機に、グループ経営理念を「ひと粒の可能性から、価値をひろげ、日々の幸せを共につくる。
森永乳業 60.9点(A-)
森永乳業は、牛乳などの市乳、ヨーグルト(ビヒダスなど)、チーズ、アイスクリーム、育児用ミルク、飲料(マウントレーニアなど)をつくる会社です。1917年に日本煉乳として設立され、森永製菓との合併・分離を経て、1949年に今の森永乳業が設立されました。
いまの状況:「森永乳業グループ10年ビジョン」で、2029年3月期に営業利益率7%以上、ROE10%以上、海外売上高比率15%以上を目標にしています。
不二製油 59.7点(B)
不二製油は、チョコレート用油脂などの植物性油脂、業務用チョコレート、クリームやマーガリンなどの乳化・発酵素材、大豆たん白などの大豆加工素材をつくる会社です。1950年に伊藤忠商事の全額出資で設立されました。
いまの状況:ミッションは「私たち不二製油グループは、食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献します。
ニップン 59.6点(B)
ニップン(旧日本製粉)は、小麦粉などの製粉事業と、家庭用小麦粉、プレミックス、パスタ、冷凍食品などの食品事業を営む会社です。1896年に東京・深川で日本製粉として設立され、日本初の欧米式機械製粉設備を採用しました。
いまの状況:経営理念は「人々のウェルビーイング(幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献します」です。
東洋水産 59.1点(B)
東洋水産は、「マルちゃん」ブランドの即席麺(カップ麺、袋麺)や、生麺・冷凍麺などの低温食品、水産食品、加工食品をつくる会社です。米国・メキシコでも即席麺を製造・販売しています。1953年に東京・築地魚市場の中で横須賀水産として設立されました。
いまの状況:経営理念は、顧客第一主義のもと「お客様により良い商品、サービスを提供することにより喜びと満足のある生活に貢献する」ことです。
山崎製パンは、パン、和・洋菓子、サンドイッチや弁当などの調理パン・米飯類をつくる会社です。グループには、不二家、東ハト、ヤマザキビスケット、B-Rサーティワンアイスクリーム、コンビニのデイリーヤマザキなどがあります。1948年に飯島藤十郎が千葉県市川市で山崎製パン所を開業しました。
いまの状況:創業以来の「良品廉価・顧客本位」「製品をもって世に問う」というヤマザキの精神を掲げています。
カルビー 52.9点(B)
カルビーは、「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」などのスナック菓子と、「フルグラ」などのシリアル食品をつくる会社です。1949年に広島で松尾糧食工業として設立されました。米国のPepsiCoの持分法適用関連会社です。
いまの状況:2035年を見据えた成長戦略「Accelerate the Future」で、「日本のスナック菓子メーカー」から「世界のSNACKING COMPANY」になることを目指しています。
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