トップ › 会社比較 › 乳業・製パン・加工食品 › 雪印メグミルクとカルビー

雪印メグミルクとカルビーの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は雪印メグミルクが約601万円、カルビーが約526万円。雪印メグミルクのほうが約75万円高い。
  • 月の平均残業は雪印メグミルクが4.9時間、カルビーが10.5時間。雪印メグミルクのほうが月5.6時間少ない。
  • 売上高は雪印メグミルクが6,158億円、カルビーが3,402億円で、雪印メグミルクが約1.8倍の規模。

数字で比べる

雪印メグミルクカルビー
働きやすさの点数66.9点(⁠A)52.9点(⁠B)
平均年収773万円(⁠41.6歳)686万円(⁠42.2歳)
30歳換算年収約601万円約526万円
月の平均残業4.9時間10.5時間
有給取得率81%未公表
平均勤続年数15.1年12.7年
売上高6,158億円3,402億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠経常利益)8.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.10倍1.39倍
従業員数(⁠単体)3,172人3,711人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は雪印メグミルクが3.3%、カルビーが8.0%で、カルビーのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは雪印メグミルクが1.10倍、カルビーが1.39倍で、勢いはカルビーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は雪印メグミルクが66.9点、カルビーが52.9点で、雪印メグミルクが上回る。

何で稼いでいるかの違い

雪印メグミルク

雪印メグミルクは、チーズ、バター、マーガリン、牛乳、ヨーグルト、飲料、粉ミルク、牛用飼料・種子などをつくる会社です。1925年に設立された北海道製酪販売組合が起源で、2009年に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合してできました。

売上高は約6,158億円です。事業は、乳製品(⁠チーズ、バター、油脂、機能性食品、粉ミルクなど)、飲料・デザート類(⁠牛乳類、ヨーグルトなど)、飼料・種苗(⁠雪印種苗)、その他です。

カルビー

カルビーは、「⁠ポテトチップス」「⁠じゃがりこ」「⁠かっぱえびせん」などのスナック菓子と、「⁠フルグラ」などのシリアル食品をつくる会社です。1949年に広島で松尾糧食工業として設立されました。米国のPepsiCoの持分法適用関連会社です。

売上高は約3,402億円です。事業は食品製造販売(⁠スナック菓子、シリアル食品、ばれいしょ・甘しょの調達など)が中心です。

歴史の違い

雪印メグミルク

  1. 1925〜1926年北海道製酪販売組合を設立してバターの製造を始め、「⁠雪印」の商標を決めます。
  2. 1950年雪印乳業株式会社を設立します。
  3. 2000〜2002年雪印乳業食中毒事件と、雪印食品牛肉偽装事件が起きます。
  4. 2003年雪印乳業から分離した市乳部門などが統合し、日本ミルクコミュニティができます。

カルビー

  1. 1949〜1955年広島で松尾糧食工業を設立し、カルビー製菓に社名を変えます。
  2. 1964年「⁠かっぱえびせん」を発売します。
  3. 1975年ポテトチップスを発売します。
  4. 1991〜1995年「⁠フルーツグラノーラ」(⁠今のフルグラ)と「⁠じゃがりこ」を発売します。

いま何に賭けているか

雪印メグミルク

2025年に創業100周年を迎え、創立者の一人、黒澤酉蔵の「⁠健土健民」を「⁠存在意義・志」に定めました。経営計画「⁠Next Design 2030」では、「⁠第2の創業」ともいえる構造改革として「⁠アセットの大変革」を進め、事業ポートフォリオを変えて収益性を高めるとしています。

カルビー

2035年を見据えた成長戦略「⁠Accelerate the Future」で、「⁠日本のスナック菓子メーカー」から「⁠世界のSNACKING COMPANY」になることを目指しています。2027年3月期〜2031年3月期を「⁠成長投資期」とし、国内コア事業の付加価値向上と、北米を中心とした成長領域への投資を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で雪印メグミルクが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカルビー。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカルビーのほうが景気の波に強い。

よくある質問

雪印メグミルクとカルビーはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は雪印メグミルクが約601万円、カルビーが約526万円。雪印メグミルクのほうが約75万円高い。
雪印メグミルクとカルビーはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は雪印メグミルクが4.9時間、カルビーが10.5時間。雪印メグミルクのほうが月5.6時間少ない。
雪印メグミルクとカルビーはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は雪印メグミルクが66.9点、カルビーが52.9点で、雪印メグミルクが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく