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不二製油の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、不二製油の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 不二製油はどんな会社か

不二製油は、チョコレート用油脂などの植物性油脂、業務用チョコレート、クリームやマーガリンなどの乳化・発酵素材、大豆たん白などの大豆加工素材をつくる会社です。1950年に伊藤忠商事の全額出資で設立されました。

いまの状況:ミッションは「⁠私たち不二製油グループは、食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献します。

転機:1981〜2012年 シンガポール、マレーシア、米国、ベルギー、中国、タイに会社をつくります/2015〜2025年 持株会社の不二製油グループ本社になり、ブラジル、マレーシア、オーストラリアの会社やBlommerを買収して、2025年に事業会社を吸収合併し不二製油に戻ります。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,723億円食品・飲料製造業の上場116社中12位。
売上に対する経常利益の割合3.5%業界中央値4.7%より1.2ポイント低い。
売上の4年の伸び1.78倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)1,550人4年で11.31倍。
30歳換算年収約656万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業16.1時間業界中央値は13.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは不二製油の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 日本で最初のハードバター(⁠1955年)など、植物性油脂の技術から始まった会社です。
  • 業務用チョコレートの社員が最も多く、海外の業務用チョコレート会社を買収して広げてきました。
  • 食のバリューチェーンの「⁠川中」を担う素材メーカーです。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

不二製油株式会社は、植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の製造販売を主力とする会社。上場116社の中で売上12位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠不二製油グループ憲法」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

不二製油日清食品ホールディングスキッコーマンニチレイ
売上高7,723億円7,881億円7,455億円7,161億円
利益率3.5%(⁠経常)8.3%(⁠税引前)11.3%(⁠税引前)5.6%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.78倍1.38倍1.44倍1.19倍
30歳換算年収656万円686万円617万円555万円
月の残業16.1時間未公表13.5時間未公表

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

あわせて、課題解決と価値創出を担う高度専門人材の厚みを増すとともに、重要ポジションの後継者を継続的に確保するため、経営戦略・事業戦略との連動性を高め、人材の獲得・育成・登用・配置の仕組みの最適化を進めています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・挑戦・品質・共創

会社自身が挙げているリスク

不二製油グループ、全社重要、不二製油グループ全社重要。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 植物性油脂:1,036人(⁠19%)
  • 業務用チョコレート:2,720人(⁠50%)
  • 乳化・発酵素材:1,205人(⁠22%)
  • 大豆加工素材:469人(⁠9%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠不二製油グループ憲法」。
当社の課題は
会社自身は「⁠不二製油グループ」「⁠全社重要」「⁠不二製油グループ全社重要」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠私たち不二製油グループは、食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献します。」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠不二製油グループ」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い