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山崎製パンとカルビーの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は山崎製パンが約509万円、カルビーが約526万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は山崎製パンが1.31兆円、カルビーが3,402億円で、山崎製パンが約3.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は山崎製パンが4.9%、カルビーが8.0%で、カルビーのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

山崎製パンカルビー
働きやすさの点数58.7点(⁠B)52.9点(⁠B)
平均年収627万円(⁠39.6歳)686万円(⁠42.2歳)
30歳換算年収約509万円約526万円
月の平均残業未公表10.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.3年12.7年
売上高1.31兆円3,402億円
売上に対する利益の割合4.9%(⁠経常利益)8.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.25倍1.39倍
従業員数(⁠単体)19,175人3,711人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは山崎製パンが1.25倍、カルビーが1.39倍で、勢いはカルビーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は山崎製パンが58.7点、カルビーが52.9点で、山崎製パンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

山崎製パン

山崎製パンは、パン、和・洋菓子、サンドイッチや弁当などの調理パン・米飯類をつくる会社です。グループには、不二家、東ハト、ヤマザキビスケット、B-Rサーティワンアイスクリーム、コンビニのデイリーヤマザキなどがあります。1948年に飯島藤十郎が千葉県市川市で山崎製パン所を開業しました。

売上高は約1.31兆円です。事業は、食品(⁠パン、和・洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓)、流通(⁠コンビニエンスストア)、その他です。

カルビー

カルビーは、「⁠ポテトチップス」「⁠じゃがりこ」「⁠かっぱえびせん」などのスナック菓子と、「⁠フルグラ」などのシリアル食品をつくる会社です。1949年に広島で松尾糧食工業として設立されました。米国のPepsiCoの持分法適用関連会社です。

売上高は約3,402億円です。事業は食品製造販売(⁠スナック菓子、シリアル食品、ばれいしょ・甘しょの調達など)が中心です。

歴史の違い

山崎製パン

  1. 1948年飯島藤十郎が千葉県市川市に山崎製パン所を開業し、パンの委託加工を始めます。
  2. 1970年米国ナビスコ社などと合弁で、ヤマザキ・ナビスコ(⁠今のヤマザキビスケット)を設立します。
  3. 1977〜1982年コンビニエンスストア事業に進出し、「⁠サンショップヤマザキ」(⁠のちのデイリーヤマザキ)として本格展開します。
  4. 2006〜2008年東ハトの株式を取得し、不二家を子会社にします。

カルビー

  1. 1949〜1955年広島で松尾糧食工業を設立し、カルビー製菓に社名を変えます。
  2. 1964年「⁠かっぱえびせん」を発売します。
  3. 1975年ポテトチップスを発売します。
  4. 1991〜1995年「⁠フルーツグラノーラ」(⁠今のフルグラ)と「⁠じゃがりこ」を発売します。

いま何に賭けているか

山崎製パン

創業以来の「⁠良品廉価・顧客本位」「⁠製品をもって世に問う」というヤマザキの精神を掲げています。2000年以来とくに「⁠食の安全・安心」を重視し、部門別製品施策・営業戦略と、小委員会による「⁠なぜなぜ改善」で製品開発・技術開発に取り組むとしています。ピーター・ドラッカー博士の経営理論を経営基本方針に取り入れています。

カルビー

2035年を見据えた成長戦略「⁠Accelerate the Future」で、「⁠日本のスナック菓子メーカー」から「⁠世界のSNACKING COMPANY」になることを目指しています。2027年3月期〜2031年3月期を「⁠成長投資期」とし、国内コア事業の付加価値向上と、北米を中心とした成長領域への投資を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカルビーのほうが景気の波に強い。

よくある質問

山崎製パンとカルビーはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は山崎製パンが約509万円、カルビーが約526万円。ほぼ同じ水準。
山崎製パンとカルビーはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は山崎製パンが58.7点、カルビーが52.9点で、山崎製パンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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