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カルビーとニップンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカルビーが約526万円、ニップンが約623万円。ニップンのほうが約97万円高い。
  • 月の平均残業はカルビーが10.5時間、ニップンが14.2時間。カルビーのほうが月3.7時間少ない。
  • 売上高はカルビーが3,402億円、ニップンが4,184億円で、規模は近い。

数字で比べる

カルビーニップン
働きやすさの点数52.9点(⁠B)59.6点(⁠B)
平均年収686万円(⁠42.2歳)758万円(⁠39歳)
30歳換算年収約526万円約623万円
月の平均残業10.5時間14.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.7年13.9年
売上高3,402億円4,184億円
売上に対する利益の割合8.0%(⁠経常利益)5.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.39倍1.30倍
従業員数(⁠単体)3,711人1,244人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はカルビーが8.0%、ニップンが5.9%で、カルビーのほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカルビーが52.9点、ニップンが59.6点で、ニップンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カルビー

カルビーは、「⁠ポテトチップス」「⁠じゃがりこ」「⁠かっぱえびせん」などのスナック菓子と、「⁠フルグラ」などのシリアル食品をつくる会社です。1949年に広島で松尾糧食工業として設立されました。米国のPepsiCoの持分法適用関連会社です。

売上高は約3,402億円です。事業は食品製造販売(⁠スナック菓子、シリアル食品、ばれいしょ・甘しょの調達など)が中心です。

ニップン

ニップン(⁠旧日本製粉)は、小麦粉などの製粉事業と、家庭用小麦粉、プレミックス、パスタ、冷凍食品などの食品事業を営む会社です。1896年に東京・深川で日本製粉として設立され、日本初の欧米式機械製粉設備を採用しました。

売上高は約4,184億円です。事業は、製粉、食品(⁠家庭用小麦粉、プレミックス、冷凍食品、パスタ、中食関連食品など)、その他(⁠不動産賃貸、ペットフード、健康食品など)です。

歴史の違い

カルビー

  1. 1949〜1955年広島で松尾糧食工業を設立し、カルビー製菓に社名を変えます。
  2. 1964年「⁠かっぱえびせん」を発売します。
  3. 1975年ポテトチップスを発売します。
  4. 1991〜1995年「⁠フルーツグラノーラ」(⁠今のフルグラ)と「⁠じゃがりこ」を発売します。

ニップン

  1. 1896年東京深川で日本製粉を設立し、日本初の欧米式機械製粉設備で操業を始めます。
  2. 1955年日粉食糧(⁠のちのオーマイ)を設立し、「⁠オーマイ」ブランドが誕生します。
  3. 1996〜2014年タイ、米国、インドネシアに会社をつくり、米国のPasta Montanaを買収します。
  4. 2021年社名をニップンに変えます。

いま何に賭けているか

カルビー

2035年を見据えた成長戦略「⁠Accelerate the Future」で、「⁠日本のスナック菓子メーカー」から「⁠世界のSNACKING COMPANY」になることを目指しています。2027年3月期〜2031年3月期を「⁠成長投資期」とし、国内コア事業の付加価値向上と、北米を中心とした成長領域への投資を進めるとしています。

ニップン

経営理念は「⁠人々のウェルビーイング(⁠幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献します」です。製粉と食品を基盤事業に、冷凍食品や中食などに多角化してきましたが、今後はヘルスケアや大豆・野菜事業などにも力を入れるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならニップン、時間のゆとりを取るならカルビー。

よくある質問

カルビーとニップンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカルビーが約526万円、ニップンが約623万円。ニップンのほうが約97万円高い。
カルビーとニップンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はカルビーが10.5時間、ニップンが14.2時間。カルビーのほうが月3.7時間少ない。
カルビーとニップンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカルビーが52.9点、ニップンが59.6点で、ニップンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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