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カルビーと昭和産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカルビーが約526万円、昭和産業が約596万円。昭和産業のほうが約70万円高い。
  • 月の平均残業はカルビーが10.5時間、昭和産業が13時間。カルビーのほうが月2.5時間少ない。
  • 売上高はカルビーが3,402億円、昭和産業が3,354億円で、規模は近い。

数字で比べる

カルビー昭和産業
働きやすさの点数52.9点(⁠B)62.7点(⁠A-)
平均年収686万円(⁠42.2歳)761万円(⁠41.2歳)
30歳換算年収約526万円約596万円
月の平均残業10.5時間13時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.7年16.5年
売上高3,402億円3,354億円
売上に対する利益の割合8.0%(⁠経常利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.39倍1.17倍
従業員数(⁠単体)3,711人1,295人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はカルビーが8.0%、昭和産業が4.3%で、カルビーのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはカルビーが1.39倍、昭和産業が1.17倍で、勢いはカルビーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカルビーが52.9点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

カルビー

カルビーは、「⁠ポテトチップス」「⁠じゃがりこ」「⁠かっぱえびせん」などのスナック菓子と、「⁠フルグラ」などのシリアル食品をつくる会社です。1949年に広島で松尾糧食工業として設立されました。米国のPepsiCoの持分法適用関連会社です。

売上高は約3,402億円です。事業は食品製造販売(⁠スナック菓子、シリアル食品、ばれいしょ・甘しょの調達など)が中心です。

昭和産業

昭和産業は、小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品などの食品と、配合飼料をつくる会社です。1936年に肥料、小麦粉、植物油脂などの製造販売を目的に創立されました。

売上高は約3,354億円です。事業は、食品(⁠製粉、製油、糖質)と飼料が中心で、ほかに倉庫業や不動産の賃貸も営んでいます。

歴史の違い

カルビー

  1. 1949〜1955年広島で松尾糧食工業を設立し、カルビー製菓に社名を変えます。
  2. 1964年「⁠かっぱえびせん」を発売します。
  3. 1975年ポテトチップスを発売します。
  4. 1991〜1995年「⁠フルーツグラノーラ」(⁠今のフルグラ)と「⁠じゃがりこ」を発売します。

昭和産業

  1. 1936〜1938年昭和産業を創立し、日本加里工業、日本肥料、昭和製粉を吸収合併します。
  2. 1942〜1948年戦時統制や戦災で5工場を失い、肥料などの事業を廃止し、ぶどう糖の製造販売を始めます。
  3. 1976〜1993年敷島スターチ、木田製粉、内外製粉に資本参加し、昭和鶏卵や新潟エリート食品(⁠冷凍食品)を設立します。
  4. 2009〜2020年奥本製粉、セントラル製粉、ボーソー油脂、サンエイ糖化などに資本参加します。

いま何に賭けているか

カルビー

2035年を見据えた成長戦略「⁠Accelerate the Future」で、「⁠日本のスナック菓子メーカー」から「⁠世界のSNACKING COMPANY」になることを目指しています。2027年3月期〜2031年3月期を「⁠成長投資期」とし、国内コア事業の付加価値向上と、北米を中心とした成長領域への投資を進めるとしています。

昭和産業

2026年2月の創立90周年を機に、グループ経営理念を「⁠ひと粒の可能性から、価値をひろげ、日々の幸せを共につくる。」に改めました。創立100周年の2035年度をターゲットとする長期ビジョン「⁠SHOWA VISION 2035」では「⁠穀物のあらゆる可能性をひろげていく」を掲げ、食領域を超えた「⁠Life Solution」分野での可能性も追求するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら昭和産業、時間のゆとりを取るならカルビー。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカルビー。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカルビーのほうが景気の波に強い。

よくある質問

カルビーと昭和産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカルビーが約526万円、昭和産業が約596万円。昭和産業のほうが約70万円高い。
カルビーと昭和産業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はカルビーが10.5時間、昭和産業が13時間。カルビーのほうが月2.5時間少ない。
カルビーと昭和産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカルビーが52.9点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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