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不二製油と昭和産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は不二製油が約656万円、昭和産業が約596万円。不二製油のほうが約60万円高い。
  • 月の平均残業は不二製油が16.1時間、昭和産業が13時間。昭和産業のほうが月3.1時間少ない。
  • 売上高は不二製油が7,723億円、昭和産業が3,354億円で、不二製油が約2.3倍の規模。

数字で比べる

不二製油昭和産業
働きやすさの点数59.7点(⁠B)62.7点(⁠A-)
平均年収833万円(⁠41歳)761万円(⁠41.2歳)
30歳換算年収約656万円約596万円
月の平均残業16.1時間13時間
有給取得率77.7%未公表
平均勤続年数15年16.5年
売上高7,723億円3,354億円
売上に対する利益の割合3.5%(⁠経常利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.78倍1.17倍
従業員数(⁠単体)1,550人1,295人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は不二製油が3.5%、昭和産業が4.3%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは不二製油が1.78倍、昭和産業が1.17倍で、勢いは不二製油が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は不二製油が59.7点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

不二製油

不二製油は、チョコレート用油脂などの植物性油脂、業務用チョコレート、クリームやマーガリンなどの乳化・発酵素材、大豆たん白などの大豆加工素材をつくる会社です。1950年に伊藤忠商事の全額出資で設立されました。

売上高は約7,723億円です。事業は、植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の4つです。

昭和産業

昭和産業は、小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品などの食品と、配合飼料をつくる会社です。1936年に肥料、小麦粉、植物油脂などの製造販売を目的に創立されました。

売上高は約3,354億円です。事業は、食品(⁠製粉、製油、糖質)と飼料が中心で、ほかに倉庫業や不動産の賃貸も営んでいます。

歴史の違い

不二製油

  1. 1950〜1951年伊藤忠商事の全額出資で設立され、日本で最初の圧抽式製油に成功します。
  2. 1955年日本で最初のハードバターの製造を始めます。
  3. 1967年大豆たん白事業を始めます。
  4. 1981〜2012年シンガポール、マレーシア、米国、ベルギー、中国、タイに会社をつくります。

昭和産業

  1. 1936〜1938年昭和産業を創立し、日本加里工業、日本肥料、昭和製粉を吸収合併します。
  2. 1942〜1948年戦時統制や戦災で5工場を失い、肥料などの事業を廃止し、ぶどう糖の製造販売を始めます。
  3. 1976〜1993年敷島スターチ、木田製粉、内外製粉に資本参加し、昭和鶏卵や新潟エリート食品(⁠冷凍食品)を設立します。
  4. 2009〜2020年奥本製粉、セントラル製粉、ボーソー油脂、サンエイ糖化などに資本参加します。

いま何に賭けているか

不二製油

ミッションは「⁠私たち不二製油グループは、食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献します。」、ビジョンは「⁠植物性素材でおいしさと健康を追求し、サステナブルな食の未来を共創します。」です。食のバリューチェーンの川中を担い、顧客と消費者の困りごとにソリューションを提供するとしています。

昭和産業

2026年2月の創立90周年を機に、グループ経営理念を「⁠ひと粒の可能性から、価値をひろげ、日々の幸せを共につくる。」に改めました。創立100周年の2035年度をターゲットとする長期ビジョン「⁠SHOWA VISION 2035」では「⁠穀物のあらゆる可能性をひろげていく」を掲げ、食領域を超えた「⁠Life Solution」分野での可能性も追求するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら不二製油、時間のゆとりを取るなら昭和産業。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい不二製油。

よくある質問

不二製油と昭和産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は不二製油が約656万円、昭和産業が約596万円。不二製油のほうが約60万円高い。
不二製油と昭和産業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は不二製油が16.1時間、昭和産業が13時間。昭和産業のほうが月3.1時間少ない。
不二製油と昭和産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は不二製油が59.7点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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