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東洋水産と日清オイリオグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東洋水産が約542万円、日清オイリオグループが約599万円。日清オイリオグループのほうが約57万円高い。
  • 月の平均残業は東洋水産が23時間、日清オイリオグループが16.4時間。日清オイリオグループのほうが月6.6時間少ない。
  • 売上高は東洋水産が5,366億円、日清オイリオグループが5,543億円で、規模は近い。

数字で比べる

東洋水産日清オイリオグループ
働きやすさの点数59.1点(⁠B)64.9点(⁠A)
平均年収699万円(⁠41.7歳)771万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約542万円約599万円
月の平均残業23時間16.4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.3年23.1年
売上高5,366億円5,543億円
売上に対する利益の割合17.5%(⁠経常利益)2.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.48倍1.28倍
従業員数(⁠単体)2,192人1,295人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は東洋水産が17.5%、日清オイリオグループが2.9%で、東洋水産のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは東洋水産が1.48倍、日清オイリオグループが1.28倍で、勢いは東洋水産が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東洋水産が59.1点、日清オイリオグループが64.9点で、日清オイリオグループが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東洋水産

東洋水産は、「⁠マルちゃん」ブランドの即席麺(⁠カップ麺、袋麺)や、生麺・冷凍麺などの低温食品、水産食品、加工食品をつくる会社です。米国・メキシコでも即席麺を製造・販売しています。1953年に東京・築地魚市場の中で横須賀水産として設立されました。

売上高は約5,366億円です。事業は、水産食品、海外即席麺、国内即席麺、低温食品(⁠蒸し焼そば、生ラーメン、冷凍麺など)、加工食品(⁠無菌包装米飯、スープなど)、冷蔵の6つです。

日清オイリオグループ

日清オイリオグループは、油脂製品、加工油脂製品、ミール製品、加工食品・素材、ファインケミカル製品などをつくる会社です。1907年に大豆油・大豆粕を製造する日清豆粕製造として創立されました。

売上高は約5,543億円です。事業は、グローバル油脂・加工油脂(⁠マレーシアのIntercontinental Specialty Fatsなど)、油脂・油糧および加工食品・素材、ファインケミカルの3つが中心です。

歴史の違い

東洋水産

  1. 1953〜1956年築地魚市場内で横須賀水産を設立して冷凍鮪の輸出を始め、魚肉ハム・ソーセージの生産を始めて東洋水産に社名を変えます。
  2. 1961〜1962年即席麺の生産を始め、「⁠マルちゃん」マークの使用を始めます。
  3. 1972年米国カリフォルニア州にマルチャン,INC.を設立します。
  4. 1975年生麺の生産を始めます。

日清オイリオグループ

  1. 1907年日清豆粕製造として創立し、大連に工場を開いて大豆油と大豆粕をつくります。
  2. 1918年社名を日清製油に変え、各種植物油脂を扱う総合植物油脂メーカーになります。
  3. 1963年横浜磯子工場の操業を始めます。
  4. 2002〜2004年持株会社の日清オイリオグループになり、2004年に事業会社などを吸収合併します。

いま何に賭けているか

東洋水産

経営理念は、顧客第一主義のもと「⁠お客様により良い商品、サービスを提供することにより喜びと満足のある生活に貢献する」ことです。2026〜2028年3月期の3ヵ年中期経営計画で、「⁠継続と継承」「⁠変革と進化」を基本戦略とし、海外展開のエリア拡大や新しい事業領域の拡大を掲げています。

日清オイリオグループ

コアプロミスは、健康的で幸福な「⁠美しい生活」(⁠Well-being)を提案・創造することです。「⁠日清オイリオグループ ビジョン2030」で、“植物のチカラ®”と“油脂をさらに究めた強み”で食の新たな機能を生み出すプラットフォームになることを目指しています。会社は、気候変動による植物資源の収量不安定化や物流課題などで事業環境が厳しさを増しているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日清オイリオグループが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東洋水産。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東洋水産のほうが景気の波に強い。

よくある質問

東洋水産と日清オイリオグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東洋水産が約542万円、日清オイリオグループが約599万円。日清オイリオグループのほうが約57万円高い。
東洋水産と日清オイリオグループはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東洋水産が23時間、日清オイリオグループが16.4時間。日清オイリオグループのほうが月6.6時間少ない。
東洋水産と日清オイリオグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東洋水産が59.1点、日清オイリオグループが64.9点で、日清オイリオグループが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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