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雪印メグミルクとニップンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は雪印メグミルクが約601万円、ニップンが約623万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は雪印メグミルクが4.9時間、ニップンが14.2時間。雪印メグミルクのほうが月9.3時間少ない。
  • 売上高は雪印メグミルクが6,158億円、ニップンが4,184億円で、雪印メグミルクが約1.5倍の規模。

数字で比べる

雪印メグミルクニップン
働きやすさの点数66.9点(⁠A)59.6点(⁠B)
平均年収773万円(⁠41.6歳)758万円(⁠39歳)
30歳換算年収約601万円約623万円
月の平均残業4.9時間14.2時間
有給取得率81%未公表
平均勤続年数15.1年13.9年
売上高6,158億円4,184億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠経常利益)5.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.10倍1.30倍
従業員数(⁠単体)3,172人1,244人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は雪印メグミルクが3.3%、ニップンが5.9%で、ニップンのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは雪印メグミルクが1.10倍、ニップンが1.30倍で、勢いはニップンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は雪印メグミルクが66.9点、ニップンが59.6点で、雪印メグミルクが上回る。

何で稼いでいるかの違い

雪印メグミルク

雪印メグミルクは、チーズ、バター、マーガリン、牛乳、ヨーグルト、飲料、粉ミルク、牛用飼料・種子などをつくる会社です。1925年に設立された北海道製酪販売組合が起源で、2009年に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合してできました。

売上高は約6,158億円です。事業は、乳製品(⁠チーズ、バター、油脂、機能性食品、粉ミルクなど)、飲料・デザート類(⁠牛乳類、ヨーグルトなど)、飼料・種苗(⁠雪印種苗)、その他です。

ニップン

ニップン(⁠旧日本製粉)は、小麦粉などの製粉事業と、家庭用小麦粉、プレミックス、パスタ、冷凍食品などの食品事業を営む会社です。1896年に東京・深川で日本製粉として設立され、日本初の欧米式機械製粉設備を採用しました。

売上高は約4,184億円です。事業は、製粉、食品(⁠家庭用小麦粉、プレミックス、冷凍食品、パスタ、中食関連食品など)、その他(⁠不動産賃貸、ペットフード、健康食品など)です。

歴史の違い

雪印メグミルク

  1. 1925〜1926年北海道製酪販売組合を設立してバターの製造を始め、「⁠雪印」の商標を決めます。
  2. 1950年雪印乳業株式会社を設立します。
  3. 2000〜2002年雪印乳業食中毒事件と、雪印食品牛肉偽装事件が起きます。
  4. 2003年雪印乳業から分離した市乳部門などが統合し、日本ミルクコミュニティができます。

ニップン

  1. 1896年東京深川で日本製粉を設立し、日本初の欧米式機械製粉設備で操業を始めます。
  2. 1955年日粉食糧(⁠のちのオーマイ)を設立し、「⁠オーマイ」ブランドが誕生します。
  3. 1996〜2014年タイ、米国、インドネシアに会社をつくり、米国のPasta Montanaを買収します。
  4. 2021年社名をニップンに変えます。

いま何に賭けているか

雪印メグミルク

2025年に創業100周年を迎え、創立者の一人、黒澤酉蔵の「⁠健土健民」を「⁠存在意義・志」に定めました。経営計画「⁠Next Design 2030」では、「⁠第2の創業」ともいえる構造改革として「⁠アセットの大変革」を進め、事業ポートフォリオを変えて収益性を高めるとしています。

ニップン

経営理念は「⁠人々のウェルビーイング(⁠幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献します」です。製粉と食品を基盤事業に、冷凍食品や中食などに多角化してきましたが、今後はヘルスケアや大豆・野菜事業などにも力を入れるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいニップン。

よくある質問

雪印メグミルクとニップンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は雪印メグミルクが約601万円、ニップンが約623万円。ほぼ同じ水準。
雪印メグミルクとニップンはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は雪印メグミルクが4.9時間、ニップンが14.2時間。雪印メグミルクのほうが月9.3時間少ない。
雪印メグミルクとニップンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は雪印メグミルクが66.9点、ニップンが59.6点で、雪印メグミルクが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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