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山崎製パンと昭和産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。乳業・製パン・加工食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は山崎製パンが約509万円、昭和産業が約596万円。昭和産業のほうが約87万円高い。
  • 売上高は山崎製パンが1.31兆円、昭和産業が3,354億円で、山崎製パンが約3.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は山崎製パンが4.9%、昭和産業が4.3%で、差は小さい。

数字で比べる

山崎製パン昭和産業
働きやすさの点数58.7点(⁠B)62.7点(⁠A-)
平均年収627万円(⁠39.6歳)761万円(⁠41.2歳)
30歳換算年収約509万円約596万円
月の平均残業未公表13時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.3年16.5年
売上高1.31兆円3,354億円
売上に対する利益の割合4.9%(⁠経常利益)4.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.25倍1.17倍
従業員数(⁠単体)19,175人1,295人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は山崎製パンが58.7点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

山崎製パン

山崎製パンは、パン、和・洋菓子、サンドイッチや弁当などの調理パン・米飯類をつくる会社です。グループには、不二家、東ハト、ヤマザキビスケット、B-Rサーティワンアイスクリーム、コンビニのデイリーヤマザキなどがあります。1948年に飯島藤十郎が千葉県市川市で山崎製パン所を開業しました。

売上高は約1.31兆円です。事業は、食品(⁠パン、和・洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓)、流通(⁠コンビニエンスストア)、その他です。

昭和産業

昭和産業は、小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品などの食品と、配合飼料をつくる会社です。1936年に肥料、小麦粉、植物油脂などの製造販売を目的に創立されました。

売上高は約3,354億円です。事業は、食品(⁠製粉、製油、糖質)と飼料が中心で、ほかに倉庫業や不動産の賃貸も営んでいます。

歴史の違い

山崎製パン

  1. 1948年飯島藤十郎が千葉県市川市に山崎製パン所を開業し、パンの委託加工を始めます。
  2. 1970年米国ナビスコ社などと合弁で、ヤマザキ・ナビスコ(⁠今のヤマザキビスケット)を設立します。
  3. 1977〜1982年コンビニエンスストア事業に進出し、「⁠サンショップヤマザキ」(⁠のちのデイリーヤマザキ)として本格展開します。
  4. 2006〜2008年東ハトの株式を取得し、不二家を子会社にします。

昭和産業

  1. 1936〜1938年昭和産業を創立し、日本加里工業、日本肥料、昭和製粉を吸収合併します。
  2. 1942〜1948年戦時統制や戦災で5工場を失い、肥料などの事業を廃止し、ぶどう糖の製造販売を始めます。
  3. 1976〜1993年敷島スターチ、木田製粉、内外製粉に資本参加し、昭和鶏卵や新潟エリート食品(⁠冷凍食品)を設立します。
  4. 2009〜2020年奥本製粉、セントラル製粉、ボーソー油脂、サンエイ糖化などに資本参加します。

いま何に賭けているか

山崎製パン

創業以来の「⁠良品廉価・顧客本位」「⁠製品をもって世に問う」というヤマザキの精神を掲げています。2000年以来とくに「⁠食の安全・安心」を重視し、部門別製品施策・営業戦略と、小委員会による「⁠なぜなぜ改善」で製品開発・技術開発に取り組むとしています。ピーター・ドラッカー博士の経営理論を経営基本方針に取り入れています。

昭和産業

2026年2月の創立90周年を機に、グループ経営理念を「⁠ひと粒の可能性から、価値をひろげ、日々の幸せを共につくる。」に改めました。創立100周年の2035年度をターゲットとする長期ビジョン「⁠SHOWA VISION 2035」では「⁠穀物のあらゆる可能性をひろげていく」を掲げ、食領域を超えた「⁠Life Solution」分野での可能性も追求するとしています。

よくある質問

山崎製パンと昭和産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は山崎製パンが約509万円、昭和産業が約596万円。昭和産業のほうが約87万円高い。
山崎製パンと昭和産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は山崎製パンが58.7点、昭和産業が62.7点で、昭和産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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