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森永乳業の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、森永乳業の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 森永乳業はどんな会社か

森永乳業は、牛乳などの市乳、ヨーグルト(⁠ビヒダスなど)、チーズ、アイスクリーム、育児用ミルク、飲料(⁠マウントレーニアなど)をつくる会社です。1917年に日本煉乳として設立され、森永製菓との合併・分離を経て、1949年に今の森永乳業が設立されました。

いまの状況:「⁠森永乳業グループ10年ビジョン」で、2029年3月期に営業利益率7%以上、ROE10%以上、海外売上高比率15%以上を目標にしています。

転機:1977年 ビフィズス菌入り乳製品「⁠森永ビヒダス」を発売します/1993年 カップ入り乳飲料「⁠マウントレーニア・カフェラッテ」を発売し、低リンミルクが特定保健用食品の第1号の許可を受けます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,715億円食品・飲料製造業の上場116社中16位。
売上に対する経常利益の割合6.5%業界中央値4.7%より1.8ポイント高い。
売上の4年の伸び1.14倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)3,376人4年で1.01倍。
30歳換算年収約640万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業16.5時間業界中央値は13.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは森永乳業の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 低リンミルクL.P.Kが、1993年に特定保健用食品の第1号として許可を受けました。
  • 中期経営計画で「⁠Merihari(⁠メリハリ)」を重視し、ヨーグルト、アイス、菌体、海外の育児用ミルクに資源を集中しています。
  • ヨーグルトとアイスは設備の能力不足で機会ロスが出ているとし、設備の拡充を進めています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

森永乳業株式会社は、市乳、乳製品、アイスクリーム等の食品の製造販売を主力とする会社。上場116社の中で売上16位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠営業利益率7%以上」「⁠ROE10%以上」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

森永乳業日清オイリオグループ東洋水産雪印メグミルク
売上高5,715億円5,543億円5,366億円6,158億円
利益率6.5%2.9%17.5%3.3%
4年の売上の伸び1.14倍1.28倍1.48倍1.10倍
30歳換算年収640万円599万円542万円601万円
月の残業16.5時間16.4時間23時間4.9時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長

会社自身が挙げているリスク

原材料調達、食品安全、海外事業、新規事業等、自然災害、感染症等の不測の事態、コンプライアンス、知的財産。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠営業利益率7%以上」「⁠ROE10%以上」。
当社の課題は
会社自身は「⁠原材料調達」「⁠食品安全」「⁠海外事業、新規事業等」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠森永乳業グループ10年ビジョン」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠原材料調達」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い