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ゼネコン8社を比較【2026年】

鹿島建設・戸田建設・大成建設・大林組・インフロニア・ホールディングス・長谷工コーポレーション・清水建設・五洋建設を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。

ひと目でわかる違い

  • 30歳換算年収が最も高いのは鹿島建設(⁠約976万円)。
  • 残業が最も少ないのは戸田建設(⁠月11時間)。
  • 有給取得率が最も高いのは戸田建設(⁠66.2%)。
  • 利益率が最も高いのは大成建設(⁠9.4%)。
  • 売上の伸びが最も大きいのは五洋建設(⁠1.73倍)。

数字で比べる

鹿島建設戸田建設大成建設大林組インフロニア・ホールディングス長谷工コーポレーション清水建設五洋建設
働きやすさの点数79.4点(⁠S)78.4点(⁠S)77.1点(⁠S)74.7点(⁠S)71.7点(⁠S-)68.7点(⁠A+)65.7点(⁠A)63.5点(⁠A-)
平均年収1,245万円(⁠41.2歳)1,038万円(⁠44.3歳)1,191万円(⁠42.3歳)1,239万円(⁠42歳)1,189万円(⁠43.2歳)1,040万円(⁠39.4歳)1,043万円(⁠43.7歳)936万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約976万円約761万円約911万円約954万円約892万円約848万円約774万円約732万円
月の平均残業未公表11時間29.7時間32.1時間未公表25.8時間22.9時間15.7時間
有給取得率未公表66.2%未公表64.8%未公表未公表64.3%未公表
平均勤続年数15.7年18.4年15.9年15.6年13.4年13.1年16.3年13.2年
売上高3.07兆円6,457億円2.09兆円2.59兆円—1.27兆円2.06兆円7,943億円
売上に対する利益の割合7.8%(⁠経常利益)6.8%(⁠経常利益)9.4%(⁠経常利益)7.9%(⁠経常利益)—7.4%(⁠経常利益)5.9%(⁠経常利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.47倍1.29倍1.35倍1.34倍—1.40倍1.39倍1.73倍
従業員数(⁠単体)8,959人4,404人9,518人9,472人96人2,711人11,434人3,439人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

各社はどんな会社か(⁠点数順)

鹿島建設 79.4点(⁠S)

鹿島建設は、鉄道や発電所などの土木工事と、ビルなどの建築工事を請け負う大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。江戸時代の1840年に大名屋敷の普請を手がけた大工の店から始まった、長い歴史を持つ会社です。

いまの状況:多様な人材を呼び込み、外部の力と連携して価値を共創することを重視し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる「⁠7つのマテリアリティ」に取り組んでいます。

戸田建設 78.4点(⁠S)

戸田建設は、建築工事を中心に土木工事も行う総合建設会社で、不動産開発や洋上風力発電などの事業も手がけています。1881年に初代戸田利兵衛が東京で土木建築請負業を開業したのが始まりです。

いまの状況:「⁠中期経営計画2027」の基本方針は『⁠見極め、つなぐ。

大成建設 77.1点(⁠S)

大成建設は、大手ゼネコン(⁠総合建設会社)の一つです。1873年に大倉喜八郎が創立した大倉組商会が起源で、日本で最初の会社組織の土木建築業といわれる「⁠日本土木会社」の流れをくんでいます。戦後には、会社の役員・従業員が全株式を譲り受けて再出発しました。

いまの状況:「⁠TAISEI VISION 2030」達成計画と中期経営計画(⁠2024-2026)で、各事業の中長期戦略と、将来の成長に必要な投資を進めています。

大林組 74.7点(⁠S)

大林組は、大阪で生まれた大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。ビルや土木構造物の建設に加え、不動産事業、PFI(⁠公共施設の民間運営)、再生可能エネルギー事業も手がけています。北米や東南アジアでの建設事業も大きな柱です。

いまの状況:「⁠中期経営計画2022」とその追補で、「⁠建設事業の基盤の強化と深化」「⁠技術とビジネスのイノベーション」「⁠持続的成長のための事業ポートフォリオの拡充」の3つに取り組んでいます。

インフロニア・ホールディングス 71.7点(⁠S-)

インフロニア・ホールディングスは、前田建設工業、前田道路、前田製作所の3社が2021年に共同でつくった持株会社です。2024年に日本風力開発、2025年に三井住友建設を完全子会社にしました。「⁠総合インフラサービス企業」を目指しています。

いまの状況:ビジョンは「⁠どこまでも、インフラサービスの自由が広がる世界。

長谷工コーポレーション 68.7点(⁠A+)

長谷工コーポレーションは、マンションの企画・設計から施工までを行う建設会社です。グループで、マンションの分譲、販売受託、建物管理、賃貸管理、大規模修繕まで手がけています。1937年に兵庫県尼崎市で長谷川工務店として始まりました。

いまの状況:中期経営計画「⁠HASEKO Evolution Plan」の初年度(⁠2026年3月期)は、受注時の採算改善で完成工事総利益率が上がり、経常利益941億円となりました。

清水建設 65.7点(⁠A)

清水建設は、1804年に江戸で大工業を開いたことに始まる、大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。明治時代に渋沢栄一を相談役に迎え、その教えである「⁠論語と算盤」を今も社是にしています。

いまの状況:長期ビジョン「⁠SHIMZ VISION 2030」で、建設事業の枠を超えた自己変革と挑戦で価値を生み出す「⁠スマート イノベーション カンパニー」を目指しています。

五洋建設 63.5点(⁠A-)

五洋建設は、国内土木を中心に、建築や海外工事も手がける総合建設会社です。1896年に水野甚次郎が広島県呉市で始めた水野組が起源で、1967年に今の社名になりました。

いまの状況:ビジョンは「⁠サステナビリティ経営を実践し、建設の未来を切り拓く 真のグローバル・ゼネラルコントラクター」です。

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