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清水建設の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、清水建設の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 清水建設はどんな会社か

清水建設は、1804年に江戸で大工業を開いたことに始まる、大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。明治時代に渋沢栄一を相談役に迎え、その教えである「⁠論語と算盤」を今も社是にしています。

いまの状況:長期ビジョン「⁠SHIMZ VISION 2030」で、建設事業の枠を超えた自己変革と挑戦で価値を生み出す「⁠スマート イノベーション カンパニー」を目指しています。

転機:1980〜2000年代 エンジニアリング、リフォーム、不動産開発、PFIなど、建設の周辺に事業を広げます/2020〜2026年 北米の統括会社を設立し、日本道路を完全子会社に、丸彦渡辺建設、あおみ建設を傘下に入れるなど、国内外で事業を広げています。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.06兆円建設業の上場156社中7位。
売上に対する経常利益の割合5.9%業界中央値7.5%より1.5ポイント低い。
売上の4年の伸び1.39倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)11,434人4年で1.07倍。
30歳換算年収約774万円業界中央値は約603万円。
月の平均残業22.9時間業界中央値は19.8時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは清水建設の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 経常利益率は約5.9%で、建設業の中央値(⁠約7.5%)を下回ります。平均年収は約1,043万円、月の平均残業は約23時間です。
  • 2022年に日本道路を連結子会社にし、2025年に完全子会社にしました。2023年に丸彦渡辺建設、2026年にあおみ建設を傘下に入れ、報告セグメントは当社建設、当社投資開発、道路舗装の3つです。
  • 1887年に相談役に迎えた渋沢栄一の教え「⁠論語と算盤」を社是にしています。長期ビジョン「⁠SHIMZ VISION 2030」では、海洋・宇宙を含む「⁠人類の活躍フィールドの拡大」も掲げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

清水建設株式会社は、投資開発事業及び日本道路(⁠株)が営む事業を主力とする会社。上場156社の中で売上7位の大手。稼ぎ方は「⁠発注者から工事を請け負う受注型」。今は「⁠SHIMZ VISION 2030」「⁠中期経営計画〈2024‐2026〉」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

清水建設大成建設大東建託住友林業
売上高2.06兆円2.09兆円1.98兆円2.27兆円
利益率5.9%9.4%7.0%7.7%
4年の売上の伸び1.39倍1.35倍1.25倍1.64倍
30歳換算年収774万円911万円712万円718万円
月の残業22.9時間29.7時間12.4時間13.9時間

求める人物像

人財育成・社内環境整備に関する取組み当社は、サステナビリティ経営の実現に向けて、「⁠会社と従業員が健全な緊張感の中で、お互いに成長する関係性」を人事方針のコンセプトに掲げました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・挑戦・グローバル・イノベーション・共創

どの事業に人がいるか

  • 当社建設事業:9,721人(⁠76%)
  • 当社投資開発事業:109人(⁠1%)
  • 道路舗装事業:2,931人(⁠23%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠SHIMZ VISION 2030」「⁠中期経営計画〈2024‐2026〉」。事業の柱は道路舗装事業。

5. 逆質問の例

  • 「⁠SHIMZ VISION 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年5月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い