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鹿島建設と戸田建設の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は鹿島建設が約976万円、戸田建設が約761万円。鹿島建設のほうが約215万円高い。
  • 売上高は鹿島建設が3.07兆円、戸田建設が6,457億円で、鹿島建設が約4.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は鹿島建設が7.8%、戸田建設が6.8%で、差は小さい。

数字で比べる

鹿島建設戸田建設
働きやすさの点数79.4点(⁠S)78.4点(⁠S)
平均年収1,245万円(⁠41.2歳)1,038万円(⁠44.3歳)
30歳換算年収約976万円約761万円
月の平均残業未公表11時間
有給取得率未公表66.2%
平均勤続年数15.7年18.4年
売上高3.07兆円6,457億円
売上に対する利益の割合7.8%(⁠経常利益)6.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.47倍1.29倍
従業員数(⁠単体)8,959人4,404人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは鹿島建設が1.47倍、戸田建設が1.29倍で、勢いは鹿島建設が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、戸田建設が78.4点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

鹿島建設

鹿島建設は、鉄道や発電所などの土木工事と、ビルなどの建築工事を請け負う大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。江戸時代の1840年に大名屋敷の普請を手がけた大工の店から始まった、長い歴史を持つ会社です。

売上高は約3.1兆円で、建設業で国内3位です。お金の入り口は、国や自治体、鉄道会社、企業などから受注する工事代金です。事業は、土木、建築、開発(⁠不動産開発・設計)、国内関係会社(⁠道路工事、リース、ビル管理など)、海外関係会社に分かれています。

戸田建設

戸田建設は、建築工事を中心に土木工事も行う総合建設会社で、不動産開発や洋上風力発電などの事業も手がけています。1881年に初代戸田利兵衛が東京で土木建築請負業を開業したのが始まりです。

売上高は約6,457億円です。そのうち建築事業が約3,625億円、土木事業が約1,278億円で、ほかに国内投資開発、国内グループ会社、海外グループ会社、環境・エネルギーの事業があります。

歴史の違い

鹿島建設

  1. 1840年鹿島岩吉が江戸・京橋に「⁠大岩」の屋号で店を構えます。
  2. 1880年鹿島組を名乗り、鉄道の工事を請け負う会社に転身します。
  3. 1930年株式会社鹿島組を設立し、1947年に鹿島建設に社名を変えます。
  4. 1971年住宅や不動産の事業を加え、建てるだけでなく開発にも広がります。

戸田建設

  1. 1881年初代戸田利兵衛が東京で土木建築請負業を開業します。
  2. 1936年株式会社にし、株式会社戸田組と称します。
  3. 1963年戸田道路を設立し、社名を戸田建設に変えます。
  4. 1987年島藤建設工業と合併します。

いま何に賭けているか

鹿島建設

多様な人材を呼び込み、外部の力と連携して価値を共創することを重視し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる「⁠7つのマテリアリティ」に取り組んでいます。AI・デジタル関連の投資やインフラ整備の需要が中長期的に広がると見ています。

戸田建設

「⁠中期経営計画2027」の基本方針は『⁠見極め、つなぐ。』です。2027年度に連結売上高8,000億円程度、営業利益435億円以上、ROE10.0%以上を目標にしています。営業・作業所での提供価値を高める「⁠タテ展開」と、建設事業と戦略事業の連携を深める「⁠ヨコ展開」で高収益化を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい鹿島建設。

よくある質問

鹿島建設と戸田建設はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は鹿島建設が約976万円、戸田建設が約761万円。鹿島建設のほうが約215万円高い。
鹿島建設と戸田建設はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、戸田建設が78.4点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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