トップ › 会社比較 › ゼネコン › 長谷工コーポレーションと五洋建設

長谷工コーポレーションと五洋建設の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は長谷工コーポレーションが約848万円、五洋建設が約732万円。長谷工コーポレーションのほうが約116万円高い。
  • 月の平均残業は長谷工コーポレーションが25.8時間、五洋建設が15.7時間。五洋建設のほうが月10.1時間少ない。
  • 売上高は長谷工コーポレーションが1.27兆円、五洋建設が7,943億円で、長谷工コーポレーションが約1.6倍の規模。

数字で比べる

長谷工コーポレーション五洋建設
働きやすさの点数68.7点(⁠A+)63.5点(⁠A-)
平均年収1,040万円(⁠39.4歳)936万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約848万円約732万円
月の平均残業25.8時間15.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.1年13.2年
売上高1.27兆円7,943億円
売上に対する利益の割合7.4%(⁠経常利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.40倍1.73倍
従業員数(⁠単体)2,711人3,439人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は長谷工コーポレーションが7.4%、五洋建設が6.7%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは長谷工コーポレーションが1.40倍、五洋建設が1.73倍で、勢いは五洋建設が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は長谷工コーポレーションが68.7点、五洋建設が63.5点で、長谷工コーポレーションが上回る。

何で稼いでいるかの違い

長谷工コーポレーション

長谷工コーポレーションは、マンションの企画・設計から施工までを行う建設会社です。グループで、マンションの分譲、販売受託、建物管理、賃貸管理、大規模修繕まで手がけています。1937年に兵庫県尼崎市で長谷川工務店として始まりました。

売上高は約1.27兆円です。事業は、建設関連(⁠マンションの施工、戸建住宅など)、不動産関連(⁠マンション分譲、販売受託、仲介)、管理運営(⁠分譲マンションの管理、賃貸管理など)、海外の4つです。

五洋建設

五洋建設は、国内土木を中心に、建築や海外工事も手がける総合建設会社です。1896年に水野甚次郎が広島県呉市で始めた水野組が起源で、1967年に今の社名になりました。

売上高は約7,943億円です。事業は、国内土木、国内建築、海外建設、その他(⁠不動産開発、造船など)です。子会社が大型自航式浚渫船の賃貸・運航管理を行い、警固屋船渠が造船を行っています。

歴史の違い

長谷工コーポレーション

  1. 1937〜1946年長谷川武彦が尼崎市で長谷川工務店として土木建築請負業を始め、1946年に株式会社にします。
  2. 1978〜1986年長谷工コミュニティ(⁠マンション管理)、長谷工アーベスト、長谷工ライブネットを設立します。
  3. 1988年社名を長谷工コーポレーションに変えます。
  4. 2015年総合地所とジョイント・コーポレーション(⁠今の長谷工不動産)を子会社にします。

五洋建設

  1. 1896年水野甚次郎が広島県呉市で水野組を始めます。
  2. 1945〜1954年本店を広島市に移し、株式会社水野組になります。
  3. 1967年社名を五洋建設(⁠英文名 PENTA-OCEAN CONSTRUCTION)に変えます。
  4. 2001年五栄土木と洋伸建設を子会社にします。

いま何に賭けているか

長谷工コーポレーション

中期経営計画「⁠HASEKO Evolution Plan」の初年度(⁠2026年3月期)は、受注時の採算改善で完成工事総利益率が上がり、経常利益941億円となりました。企業理念は「⁠都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」で、「⁠住まい」と「⁠暮らし」のリーディングカンパニーを目指すとしています。

五洋建設

ビジョンは「⁠サステナビリティ経営を実践し、建設の未来を切り拓く 真のグローバル・ゼネラルコントラクター」です。中期経営計画(⁠2026〜2028年度)の最終年度に、売上高8,800億円、当期純利益380億円、ROE10%以上(⁠概ね16%超の見通し)、総還元性向60%以上を目標にしています。当期のROEは16.7%でした。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら長谷工コーポレーション、時間のゆとりを取るなら五洋建設。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい五洋建設。

よくある質問

長谷工コーポレーションと五洋建設はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は長谷工コーポレーションが約848万円、五洋建設が約732万円。長谷工コーポレーションのほうが約116万円高い。
長谷工コーポレーションと五洋建設はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は長谷工コーポレーションが25.8時間、五洋建設が15.7時間。五洋建設のほうが月10.1時間少ない。
長谷工コーポレーションと五洋建設はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は長谷工コーポレーションが68.7点、五洋建設が63.5点で、長谷工コーポレーションが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく