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鹿島建設とインフロニア・ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は鹿島建設が約976万円、インフロニア・ホールディングスが約892万円。鹿島建設のほうが約84万円高い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、インフロニア・ホールディングスが71.7点で、鹿島建設が上回る。

数字で比べる

鹿島建設インフロニア・ホールディングス
働きやすさの点数79.4点(⁠S)71.7点(⁠S-)
平均年収1,245万円(⁠41.2歳)1,189万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約976万円約892万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.7年13.4年
売上高3.07兆円—
売上に対する利益の割合7.8%(⁠経常利益)—
売上の4年の伸び1.47倍—
従業員数(⁠単体)8,959人96人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

鹿島建設

鹿島建設は、鉄道や発電所などの土木工事と、ビルなどの建築工事を請け負う大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。江戸時代の1840年に大名屋敷の普請を手がけた大工の店から始まった、長い歴史を持つ会社です。

売上高は約3.1兆円で、建設業で国内3位です。お金の入り口は、国や自治体、鉄道会社、企業などから受注する工事代金です。事業は、土木、建築、開発(⁠不動産開発・設計)、国内関係会社(⁠道路工事、リース、ビル管理など)、海外関係会社に分かれています。

インフロニア・ホールディングス

インフロニア・ホールディングスは、前田建設工業、前田道路、前田製作所の3社が2021年に共同でつくった持株会社です。2024年に日本風力開発、2025年に三井住友建設を完全子会社にしました。「⁠総合インフラサービス企業」を目指しています。

事業は、建築、土木、舗装、機械(⁠建設機械の製造・販売・レンタル)、インフラ運営の5つです。インフラ運営は、太陽光・風力発電などの再生可能エネルギー事業と、公共インフラの運営権を取得して運営・維持管理するコンセッション事業です。

歴史の違い

鹿島建設

  1. 1840年鹿島岩吉が江戸・京橋に「⁠大岩」の屋号で店を構えます。
  2. 1880年鹿島組を名乗り、鉄道の工事を請け負う会社に転身します。
  3. 1930年株式会社鹿島組を設立し、1947年に鹿島建設に社名を変えます。
  4. 1971年住宅や不動産の事業を加え、建てるだけでなく開発にも広がります。

インフロニア・ホールディングス

  1. 2021年前田建設工業、前田道路、前田製作所が共同株式移転でインフロニア・ホールディングスを設立し、東京証券取引所に上場します。
  2. 2024年日本風力開発を完全子会社にし、社債型種類株式を上場します。
  3. 2025年三井住友建設を完全子会社にします。

いま何に賭けているか

鹿島建設

多様な人材を呼び込み、外部の力と連携して価値を共創することを重視し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる「⁠7つのマテリアリティ」に取り組んでいます。AI・デジタル関連の投資やインフラ整備の需要が中長期的に広がると見ています。

インフロニア・ホールディングス

ビジョンは「⁠どこまでも、インフラサービスの自由が広がる世界。」です。『⁠INFRONEER Medium-term Vision 2027』で、建設会社の従来の強みを活かしつつ事業領域を広げ、安定して高収益を上げるビジネスモデルに転換するとしています。会社は、道路の舗装新設量は徐々に減り、補修量は徐々に増えると見ています。

よくある質問

鹿島建設とインフロニア・ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は鹿島建設が約976万円、インフロニア・ホールディングスが約892万円。鹿島建設のほうが約84万円高い。
鹿島建設とインフロニア・ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は鹿島建設が79.4点、インフロニア・ホールディングスが71.7点で、鹿島建設が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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