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鹿島建設の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、鹿島建設の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 鹿島建設はどんな会社か

鹿島建設は、鉄道や発電所などの土木工事と、ビルなどの建築工事を請け負う大手ゼネコン(⁠総合建設会社)です。江戸時代の1840年に大名屋敷の普請を手がけた大工の店から始まった、長い歴史を持つ会社です。

いまの状況:多様な人材を呼び込み、外部の力と連携して価値を共創することを重視し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる「⁠7つのマテリアリティ」に取り組んでいます。

転機:1971年 住宅や不動産の事業を加え、建てるだけでなく開発にも広がります/1986年〜 アメリカ、欧州、アジア、オーストラリアに次々と現地法人をつくり、海外での建設・開発事業を広げます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3.07兆円建設業の上場156社中3位。
売上に対する経常利益の割合7.8%業界中央値7.5%並み。
売上の4年の伸び1.47倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)8,959人4年で1.11倍。
30歳換算年収約976万円業界中央値は約603万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは鹿島建設の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約2.1万人のうち約6,600人が海外関係会社で、アメリカ、欧州、アジア、オーストラリアで建設と開発を行っています。平均年収は約1,245万円です。
  • 1880年に鉄道の請負に転身し、全国の鉄道や水力発電所の土木工事を手がけてきました。今も土木(⁠約2,600人)と建築(⁠約6,100人)の両方を本体で持ち、道路の鹿島道路などを子会社にしています。
  • 会社は、国内の建設需要は高い水準が続く一方、需給のひっ迫が常態化し、建設コストの上昇への対応と施工体制の確保が課題だとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

鹿島建設は、上場156社の中で売上3位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠発注者から工事を請け負う受注型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

鹿島建設大林組住友林業積水ハウス
売上高3.07兆円2.59兆円2.27兆円4.20兆円
利益率7.8%7.9%7.7%7.8%
4年の売上の伸び1.47倍1.34倍1.64倍1.62倍
30歳換算年収976万円954万円718万円676万円
月の残業未公表32.1時間13.9時間21.3時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・安全・グローバル

会社自身が挙げているリスク

建設コストの変動、保有資産の価格・収益性の変動、諸外国における政治・経済情勢等の変化、建設業の担い手不足、安全衛生・環境・品質、情報セキュリティ。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 土木事業:2,582人(⁠12%)
  • 建築事業:6,086人(⁠29%)
  • 開発事業等:291人(⁠1%)
  • 国内関係会社:5,612人(⁠27%)
  • 海外関係会社:6,599人(⁠31%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
事業の柱は土木事業・建築事業・開発事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠建設コストの変動」「⁠保有資産の価格・収益性の変動」「⁠諸外国における政治・経済情勢等の変化」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠7つのマテリアリティ」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠建設コストの変動」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い