総合不動産5社を比較【2026年】
三井不動産・三菱地所・東急不動産ホールディングス・野村不動産ホールディングス・住友不動産を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのは三井不動産(約1,426万円)。
- 残業が最も少ないのは三井不動産(月9.1時間)。
- 利益率が最も高いのは住友不動産(27.3%)。
- 売上の伸びが最も大きいのは野村不動産ホールディングス(1.46倍)。
数字で比べる
| 三井不動産 | 三菱地所 | 東急不動産ホールディングス | 野村不動産ホールディングス | 住友不動産 |
|---|
| 働きやすさの点数 | 89.8点(S) | 87点(S) | 84.6点(S) | 80.7点(S) | 62.4点(A-) |
| 平均年収 | 1,856万円(42.1歳) | 1,759万円(42歳) | 1,320万円(42.8歳) | 1,248万円(41.9歳) | 824万円(42.6歳) |
| 30歳換算年収 | 約1,426万円 | 約1,355万円 | 約999万円 | 約963万円 | 約626万円 |
| 月の平均残業 | 9.1時間 | 11.3時間 | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| 有給取得率 | 未公表 | 69.5% | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| 平均勤続年数 | 16年 | 15.2年 | 15.3年 | 13.5年 | 10.3年 |
| 売上高 | 2.71兆円 | 1.75兆円 | 1.25兆円 | 9,425億円 | 1.06兆円 |
| 売上に対する利益の割合 | 11.6%(経常利益) | 15.6%(経常利益) | 11.9%(経常利益) | 13.2%(経常利益) | 27.3%(経常利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.29倍 | 1.29倍 | 1.26倍 | 1.46倍 | 1.13倍 |
| 従業員数(単体) | 1,981人 | 1,286人 | 105人 | 427人 | 2,021人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。
各社はどんな会社か(点数順)
三井不動産は、東京ミッドタウンや「ららぽーと」、日本橋の再開発などで知られる、日本最大の不動産会社(デベロッパー)です。土地を仕入れて街やビルを開発し、貸したり売ったりして稼いでいます。
いまの状況:長期経営方針「& INNOVATION 2030」で、「産業デベロッパーとして、社会の付加価値の創出に貢献」することを目指しています。
三菱地所は、東京・丸の内のオフィス街の大家として知られる総合不動産会社です。丸の内・大手町・有楽町のビル開発・賃貸を中心に、商業施設、物流施設、ホテル、マンション、海外(米国のロックフェラーグループなど)まで手がけています。
いまの状況:2020年に策定した「長期経営計画2030」で、丸の内を中心とする国内の大型開発を進めながら、海外では欧米豪を中心とする先進国に注力しています。
東急不動産ホールディングスは、東急不動産、マンション・ビル管理の東急コミュニティー、不動産仲介の東急リバブルを束ねる持株会社です。オフィスや商業施設の都市開発に加え、再生可能エネルギー、ホテル・リゾート(東急ハーヴェストクラブなど)も手がけています。
いまの状況:2025年度から「中期経営計画2030」を進めています。
野村不動産ホールディングスは、野村不動産を中心とする不動産グループの持株会社です。住宅、オフィス・商業・物流施設の開発、不動産仲介、ビル・マンション管理、資産運用、ホテル、フィットネスクラブまで手がけ、東南アジアなど海外にも展開しています。
いまの状況:2030年ビジョン「まだ見ぬ、Life & Time Developerへ - 幸せと豊かさを最大化するグループへ -」を掲げています。
住友不動産 62.4点(A-)
住友不動産は、東京のオフィスビル賃貸を最大の柱とする総合不動産会社です。1949年に財閥解体で住友本社を継承する会社として設立されました。マンション分譲、建替えの「新築そっくりさん」、不動産仲介(住友不動産ステップ)も手がけ、インド・ムンバイでも大規模開発を進めています。
いまの状況:市況の変化に強く利益が下振れしにくい事業基盤を築き、成長投資を続けて、持続的な株主還元増と賃上げにつなげる「持続的成長戦略」を経営の根本にしています。
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