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三井不動産の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、三井不動産の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 三井不動産はどんな会社か

三井不動産は、東京ミッドタウンや「⁠ららぽーと」、日本橋の再開発などで知られる、日本最大の不動産会社(⁠デベロッパー)です。土地を仕入れて街やビルを開発し、貸したり売ったりして稼いでいます。

いまの状況:長期経営方針「⁠& INNOVATION 2030」で、「⁠産業デベロッパーとして、社会の付加価値の創出に貢献」することを目指しています。

転機:1981年 「⁠ららぽーと船橋」(⁠今のららぽーとTOKYO-BAY)が開業し、商業施設事業が本格化します/2000年代〜2020年代 東京ミッドタウン、日本橋の再開発、ニューヨークのハドソンヤードなどを手がけ、2021年には東京ドームを傘下に入れます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.71兆円不動産・物品賃貸業の上場137社中1位。
売上に対する経常利益の割合11.6%業界中央値8.8%より2.8ポイント高い。
売上の4年の伸び1.29倍業界中央値は1.41倍。
従業員数(⁠単体)1,981人4年で1.04倍。
30歳換算年収約1,426万円業界中央値は約594万円。
月の平均残業9.1時間業界中央値は14.5時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは三井不動産の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 稼ぎ方は三つあります。オフィス・商業施設の賃料(⁠毎月安定)、マンションなどの分譲(⁠売れた年に大きく稼ぐ)、管理・仲介(⁠三井のリハウス)・駐車場(⁠リパーク)などのマネジメントです。社員約2.8万人のうち約1.3万人がマネジメント事業にいます。
  • 平均年収は約1,856万円で、不動産業の中でも突出しています。経常利益率は約11.6%で、業界の中央値(⁠約8.8%)を上回ります。
  • 長期経営方針「⁠& INNOVATION 2030」の「⁠三本の道」は、コア事業の成長、新しい種類の不動産、不動産を超えた新事業です。建物を貸すだけでなく、産業が育つ場をつくる「⁠産業デベロッパー」を目指す姿にしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

三井不動産株式会社は、上場137社の中で売上1位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠取引の仲立ちをして手数料で稼ぐ型」。今は「⁠GROUP DNA」「⁠GROUP MISSION」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

三井不動産三菱HCキャピタル三菱地所飯田グループホールディン
売上高2.71兆円2.22兆円1.75兆円1.51兆円
利益率11.6%(⁠経常)10.7%(⁠経常)15.6%(⁠経常)6.0%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.29倍1.25倍1.29倍1.09倍
30歳換算年収1,426万円817万円1,355万円562万円
月の残業9.1時間13.3時間11.3時間未公表

4社の中で30歳換算年収が最も高い。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

詳しい取り組み内容は後述「⁠第4.提出会社の状況 5.従業員の状況等 人材戦略に関する基本方針等」に記載しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長

どの事業に人がいるか

  • 賃貸:2,525人(⁠11%)
  • 分譲:1,406人(⁠6%)
  • マネジメント:12,842人(⁠58%)
  • 施設営業:5,426人(⁠24%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠GROUP DNA」「⁠GROUP MISSION」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠& INNOVATION 2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。

同業他社との違い