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住友不動産と野村不動産ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合不動産の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友不動産が約626万円、野村不動産ホールディングスが約963万円。野村不動産ホールディングスのほうが約337万円高い。
  • 売上高は住友不動産が1.06兆円、野村不動産ホールディングスが9,425億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は住友不動産が27.3%、野村不動産ホールディングスが13.2%で、住友不動産のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

住友不動産野村不動産ホールディングス
働きやすさの点数62.4点(⁠A-)80.7点(⁠S)
平均年収824万円(⁠42.6歳)1,248万円(⁠41.9歳)
30歳換算年収約626万円約963万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数10.3年13.5年
売上高1.06兆円9,425億円
売上に対する利益の割合27.3%(⁠経常利益)13.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.46倍
従業員数(⁠単体)2,021人427人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは住友不動産が1.13倍、野村不動産ホールディングスが1.46倍で、勢いは野村不動産ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は住友不動産が62.4点、野村不動産ホールディングスが80.7点で、野村不動産ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友不動産

住友不動産は、東京のオフィスビル賃貸を最大の柱とする総合不動産会社です。1949年に財閥解体で住友本社を継承する会社として設立されました。マンション分譲、建替えの「⁠新築そっくりさん」、不動産仲介(⁠住友不動産ステップ)も手がけ、インド・ムンバイでも大規模開発を進めています。

売上高は約1.06兆円です。事業は、不動産賃貸(⁠オフィスビル、高級賃貸マンション、ホテル、イベントホール「⁠ベルサール」など)、不動産販売(⁠マンション、戸建て、宅地)、ハウジング(⁠新築そっくりさん、注文住宅)、ステップ(⁠不動産仲介)です。

野村不動産ホールディングス

野村不動産ホールディングスは、野村不動産を中心とする不動産グループの持株会社です。住宅、オフィス・商業・物流施設の開発、不動産仲介、ビル・マンション管理、資産運用、ホテル、フィットネスクラブまで手がけ、東南アジアなど海外にも展開しています。

売上高は約9,425億円です。部門は、住宅、都市開発、海外、資産運用、仲介・CRE、運営管理に分かれています。

歴史の違い

住友不動産

  1. 1949年財閥解体により、住友本社を継承する会社(⁠泉不動産)として設立されます。
  2. 1964〜1974年浜芦屋マンションの分譲でマンション事業に進出し、1974年に新宿住友ビルを竣工させます。
  3. 1996年建替えの新システム「⁠新築そっくりさん」事業を始めます。
  4. 2014〜2019年分譲マンションの年間供給戸数で6年連続日本一になります。

野村不動産ホールディングス

  1. 1957年野村證券の本社ビルの所有・管理を目的に、野村不動産が設立されます。
  2. 2004〜2006年純粋持株会社として野村不動産ホールディングスが設立され、2006年に東京証券取引所に上場します。
  3. 2008年東芝不動産の株式の65%を取得して連結子会社にします(⁠のちに完全子会社化し、野村不動産に合併)。
  4. 2010年代フィットネスクラブのメガロス(⁠今の野村不動産ライフ&スポーツ)を完全子会社にし、シニア向け住宅の野村不動産ウェルネスを設立します。

いま何に賭けているか

住友不動産

市況の変化に強く利益が下振れしにくい事業基盤を築き、成長投資を続けて、持続的な株主還元増と賃上げにつなげる「⁠持続的成長戦略」を経営の根本にしています。第十次中期経営計画では、金利上昇に負けない賃料改定、建築費上昇への対策、新築分譲マンションの事業環境を課題に挙げています。

野村不動産ホールディングス

2030年ビジョン「⁠まだ見ぬ、Life & Time Developerへ - 幸せと豊かさを最大化するグループへ -」を掲げています。2025年4月に長期経営方針と3カ年計画をつくり、2030年頃までの財務指針として、ROA5%以上、ROE10%以上、事業利益の年平均成長率8%水準、総還元性向40〜50%を定めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい野村不動産ホールディングス。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い住友不動産のほうが景気の波に強い。

よくある質問

住友不動産と野村不動産ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友不動産が約626万円、野村不動産ホールディングスが約963万円。野村不動産ホールディングスのほうが約337万円高い。
住友不動産と野村不動産ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友不動産が62.4点、野村不動産ホールディングスが80.7点で、野村不動産ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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