非鉄金属・電線5社を比較【2026年】
住友電気工業・フジクラ・三菱マテリアル・古河電気工業・住友金属鉱山を、年収・残業・有給・業績と、それぞれの稼ぎ方で比べました。
ひと目でわかる違い
- 30歳換算年収が最も高いのはフジクラ(約699万円)。
- 残業が最も少ないのは三菱マテリアル(月14時間)。
- 売上の伸びが最も大きいのはフジクラ(1.76倍)。
数字で比べる
| 住友電気工業 | フジクラ | 三菱マテリアル | 古河電気工業 | 住友金属鉱山 |
|---|
| 働きやすさの点数 | 71.8点(S-) | 70.5点(A+) | 67.3点(A+) | 60.9点(A-) | 58.8点(B) |
| 平均年収 | 896万円(43.2歳) | 935万円(43.4歳) | 733万円(43歳) | 749万円(43.4歳) | 805万円(40.8歳) |
| 30歳換算年収 | 約672万円 | 約699万円 | 約552万円 | 約560万円 | 約636万円 |
| 月の平均残業 | 15.7時間 | 23.2時間 | 14時間 | 23.5時間 | 15時間 |
| 有給取得率 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| 平均勤続年数 | 19.4年 | 16.2年 | 19.9年 | 17年 | 13.1年 |
| 売上高 | 5.11兆円 | 1.18兆円 | 1.84兆円 | 1.31兆円 | 1.74兆円 |
| 売上に対する利益の割合 | 8.4%(経常利益) | 16.9%(経常利益) | 5.3%(経常利益) | 5.8%(経常利益) | 14.7%(税引前利益) |
| 売上の4年の伸び | 1.52倍 | 1.76倍 | 1.02倍 | 1.41倍 | 1.38倍 |
| 従業員数(単体) | 7,209人 | 2,333人 | 5,084人 | 4,009人 | 3,179人 |
点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(平均年収÷1.022^(平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。
各社はどんな会社か(点数順)
住友電気工業(住友電工)は、電線から始まった住友グループの大手メーカーです。今の稼ぎ頭は、自動車の中に張りめぐらされる電線の束「ワイヤーハーネス」で、ほかに光ファイバ、電力ケーブル、超硬工具なども手がけています。
いまの状況:長期ビジョン「住友電工グループ2030ビジョン」のもとで、グループ一体となって企業価値の向上に取り組んでいます。
フジクラ 70.5点(A+)
フジクラは、光ファイバ・光ケーブルなどの情報通信、スマートフォン向けのFPC(フレキシブルプリント配線板)やコネクタなどのエレクトロニクス、自動車用ワイヤハーネス、電力ケーブルを手がける電線メーカーです。生成AIによるデータセンター投資で、光配線の需要が伸びています。
いまの状況:2026年5月に「2028年中期経営計画」を公表し、2026年度を「第4の創業」のスタートと位置づけています。
三菱マテリアルは、銅・金・銀などの製錬、家電やE-Scrap(電子機器くず)のリサイクル、銅加工品・電子材料、超硬工具などをつくる非鉄金属の会社です。1871年に九十九商会が始めた鉱業事業にルーツがあります。
いまの状況:2026〜2028年度の中期経営戦略で、「資源循環ビジネスで未来を創る企業へ」を基本方針にしています。
古河電気工業は、光ファイバ・ケーブル、電力ケーブル、電装エレクトロニクス製品、銅箔などの機能製品をつくる電線メーカーです。創業者は古河市兵衛で、1896年に横浜電線製造として設立されました。
いまの状況:2024年に制定したパーパス「『つづく』をつくり、世界を明るくする。
住友金属鉱山は、鉱山の開発(資源)、銅・ニッケル・金などの製錬、電池材料などの材料事業の3つを持つ非鉄金属の会社です。1590年に住友家の業祖が京都で始めた銅製錬が起源で、鹿児島県の菱刈金山を運営しています。
いまの状況:長期ビジョン「世界の非鉄リーダー」を掲げ、ニッケル生産量15万トン/年、銅の権益分生産量30万トン/年、材料事業の税引前利益250億円/年、当期利益1,500億円/年をターゲットにしています。
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