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古河電気工業と住友電気工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。非鉄金属・電線の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は古河電気工業が約560万円、住友電気工業が約672万円。住友電気工業のほうが約112万円高い。
  • 月の平均残業は古河電気工業が23.5時間、住友電気工業が15.7時間。住友電気工業のほうが月7.8時間少ない。
  • 売上高は古河電気工業が1.31兆円、住友電気工業が5.11兆円で、住友電気工業が約3.9倍の規模。

数字で比べる

古河電気工業住友電気工業
働きやすさの点数60.9点(⁠A-)71.8点(⁠S-)
平均年収749万円(⁠43.4歳)896万円(⁠43.2歳)
30歳換算年収約560万円約672万円
月の平均残業23.5時間15.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17年19.4年
売上高1.31兆円5.11兆円
売上に対する利益の割合5.8%(⁠経常利益)8.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.41倍1.52倍
従業員数(⁠単体)4,009人7,209人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は古河電気工業が5.8%、住友電気工業が8.4%で、住友電気工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは古河電気工業が1.41倍、住友電気工業が1.52倍で、勢いは住友電気工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は古河電気工業が60.9点、住友電気工業が71.8点で、住友電気工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

古河電気工業

古河電気工業は、光ファイバ・ケーブル、電力ケーブル、電装エレクトロニクス製品、銅箔などの機能製品をつくる電線メーカーです。創業者は古河市兵衛で、1896年に横浜電線製造として設立されました。

売上高は約1.31兆円です。事業は、インフラ(⁠光ファイバ・ケーブル、メタル電線、電力ケーブルなど)、電装エレクトロニクス(⁠古河AS、マグネットワイヤなど)、機能製品(⁠銅箔など)の3つです。

住友電気工業

住友電気工業(⁠住友電工)は、電線から始まった住友グループの大手メーカーです。今の稼ぎ頭は、自動車の中に張りめぐらされる電線の束「⁠ワイヤーハーネス」で、ほかに光ファイバ、電力ケーブル、超硬工具なども手がけています。

売上高は約5.1兆円で、鉄鋼・金属製品の業界で国内2位です。事業は、環境エネルギー(⁠電力ケーブル・電力機器)、情報通信(⁠光ファイバ、光デバイス)、自動車(⁠ワイヤーハーネス、防振ゴム)、エレクトロニクス(⁠電子部品)、産業素材(⁠超硬工具、特殊金属線など)の5部門です。

歴史の違い

古河電気工業

  1. 1896年横浜電線製造株式会社として設立されます。
  2. 1920年古河鉱業から日光電気精銅所を取得し、社名を古河電気工業に変えます。
  3. 1950年電池部門を分離して古河電池を設立します(⁠2025年に株式を譲渡)。
  4. 2001年米国ルーセント・テクノロジーズの光ファイバ・ケーブル部門を買収します。

住友電気工業

  1. 1897年住友本店が大阪に「⁠住友伸銅場」を開き、銅の電線などの製造を始めます。
  2. 1911〜1920年電線の製造を分けて住友電線製造所とし、1920年に株式会社として独立します。
  3. 1949年ワイヤーハーネス事業に進出します。
  4. 1970〜1985年化合物半導体、光ファイバ・ケーブル、合成ダイヤモンドなど、新しい素材・部品を次々に事業にしていきます。

いま何に賭けているか

古河電気工業

2024年に制定したパーパス「⁠『⁠つづく』をつくり、世界を明るくする。」を軸に経営を進めています。「⁠古河電工グループ ビジョン2030」で、情報・エネルギー・モビリティが融合した社会基盤を創ることを目指しています。

住友電気工業

長期ビジョン「⁠住友電工グループ2030ビジョン」のもとで、グループ一体となって企業価値の向上に取り組んでいます。「⁠五方よし」(⁠公益を重視し、ステークホルダーとの共栄を図る考え方)を掲げ、エネルギー・情報通信・モビリティの分野で成長を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で住友電気工業が上回っている。

よくある質問

古河電気工業と住友電気工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は古河電気工業が約560万円、住友電気工業が約672万円。住友電気工業のほうが約112万円高い。
古河電気工業と住友電気工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は古河電気工業が23.5時間、住友電気工業が15.7時間。住友電気工業のほうが月7.8時間少ない。
古河電気工業と住友電気工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は古河電気工業が60.9点、住友電気工業が71.8点で、住友電気工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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