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フジクラの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、フジクラの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. フジクラはどんな会社か

フジクラは、光ファイバ・光ケーブルなどの情報通信、スマートフォン向けのFPC(⁠フレキシブルプリント配線板)やコネクタなどのエレクトロニクス、自動車用ワイヤハーネス、電力ケーブルを手がける電線メーカーです。生成AIによるデータセンター投資で、光配線の需要が伸びています。

いまの状況:2026年5月に「⁠2028年中期経営計画」を公表し、2026年度を「⁠第4の創業」のスタートと位置づけています。

転機:2005年 電力事業を古河電工との合弁会社ビスキャスに移し、アメリカにAFL Telecommunicationsなどを設立します/2021〜2024年 カンパニー制を廃止し、FPCの製造会社を設立、銅電線事業をフジクラ・ダイヤケーブルに集約します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.18兆円鉄鋼・金属製品製造業の上場143社中9位。
売上に対する経常利益の割合16.9%業界中央値5.8%より11.1ポイント高い。
売上の4年の伸び1.76倍業界中央値は1.15倍。
従業員数(⁠単体)2,333人4年で0.92倍。
30歳換算年収約699万円業界中央値は約496万円。
月の平均残業23.2時間業界中央値は15.3時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはフジクラの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 生成AIの普及によるハイパースケールデータセンタの建設と、データセンタ間を接続するDCIへの投資で、光配線ソリューションの需要が高水準で推移すると見ています。会社は生産能力と供給体制を強化するとしています。
  • 2026年度を「⁠第4の創業」のスタートと位置づけ、「⁠守りの選択と集中」から「⁠攻めの選択と集中」に舵を切るとしています。
  • 社員約5.1万人のうち、自動車事業が約2.2万人、情報通信が約1.5万人、エレクトロニクスが約1.1万人です。存在意義は「⁠“つなぐ”テクノロジー」を通じた顧客価値の創造と社会への貢献です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社フジクラは、上場143社の中で売上9位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠2028年中期経営計画」「⁠28中期」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

フジクラ古河電気工業YKK東洋製罐グループホールデ
売上高1.18兆円1.31兆円9,926億円9,632億円
利益率16.9%5.8%5.5%6.0%
4年の売上の伸び1.76倍1.41倍1.25倍1.17倍
30歳換算年収699万円560万円—579万円
月の残業23.2時間23.5時間11.5時間22.3時間

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

フジクラグループは、人財価値とエンゲージメントの向上が社会的価値を創出し、企業価値の最大化につながるという確信に立ち、社員が良質な体験を得られる組織を実現していきます。また、当社が持続的に成長していく上で、人財への投資は最も優先すべき最重要テーマであり、以下の4つの人財マネジメントの方向性を基軸とし、必要な施策や取組を通じて会社と社員双方の“ウェルビーイング”の実現を目指します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・変革・デジタル

どの事業に人がいるか

  • 情報通信事業部門:15,199人(⁠31%)
  • エレクトロニクス事業部門:10,744人(⁠22%)
  • 自動車事業部門:21,993人(⁠44%)
  • エネルギー事業部門:1,472人(⁠3%)
  • 不動産事業部門:22人(⁠0%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠2028年中期経営計画」「⁠28中期」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2028年中期経営計画」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い