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小田急電鉄と西日本鉄道の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は小田急電鉄が約616万円、西日本鉄道が約457万円。小田急電鉄のほうが約159万円高い。
  • 月の平均残業は小田急電鉄が16.2時間、西日本鉄道が17.8時間。大きな差はない。
  • 有給休暇の取得率は小田急電鉄が90.8%、西日本鉄道が92.1%。

数字で比べる

小田急電鉄西日本鉄道
働きやすさの点数69.9点(⁠A+)59.1点(⁠B)
平均年収827万円(⁠43.5歳)652万円(⁠46.3歳)
30歳換算年収約616万円約457万円
月の平均残業16.2時間17.8時間
有給取得率90.8%92.1%
平均勤続年数22年15.5年
売上高4,187億円4,742億円
売上に対する利益の割合12.9%(⁠経常利益)7.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.17倍1.11倍
従業員数(⁠単体)3,685人5,009人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高は小田急電鉄が4,187億円、西日本鉄道が4,742億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は小田急電鉄が12.9%、西日本鉄道が7.8%で、小田急電鉄のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は小田急電鉄が69.9点、西日本鉄道が59.1点で、小田急電鉄が上回る。

何で稼いでいるかの違い

小田急電鉄

小田急電鉄は、新宿から小田原・江ノ島・多摩を結ぶ小田急線を運行する鉄道会社です。箱根の登山鉄道・ロープウェイ・観光船(⁠小田急箱根)、江ノ島電鉄、神奈川中央交通などのバス、小田急百貨店、ホテルなども持っています。

売上高は約4,187億円です。事業は、交通(⁠鉄道、バス、タクシー、箱根の航路・索道・鋼索)、不動産(⁠分譲、賃貸)、生活サービス(⁠百貨店、ストア、ホテル、レストラン、旅行など)の3つです。

西日本鉄道

西日本鉄道(⁠西鉄)は、福岡を中心に鉄道・バスを運行し、不動産、ストア、国際物流、ホテル、旅行などの事業も持つ会社です。1908年に九州電気軌道として設立され、1942年に九州鉄道など5社が合併して今の社名になりました。

売上高は約4,742億円です。事業は、運輸(⁠鉄道、バス、タクシー)、不動産(⁠賃貸、住宅)、流通(⁠西鉄ストア)、物流(⁠国際物流、国内物流)、レジャー・サービス(⁠ホテル、旅行、広告など)、その他(⁠ICカード「⁠nimoca」など)です。

歴史の違い

小田急電鉄

  1. 1923〜1929年小田原急行鉄道が設立され、1927年に新宿〜小田原間、1929年に江ノ島線を開通させます。
  2. 1942〜1948年東京急行電鉄に合併されたのち、1948年に小田急電鉄として分離します。
  3. 1950年箱根登山線に乗り入れ、小田原〜箱根湯本間の直通を始めます。
  4. 1974〜1990年多摩線を開通させ、地下鉄千代田線との相互直通運転を始めます。

西日本鉄道

  1. 1908〜1911年九州電気軌道を設立し、軌道事業を始めます。
  2. 1942年九州鉄道、博多湾鉄道汽船などと合併し、西日本鉄道に社名を変えます。
  3. 1971年米国に航空貨物の会社を設立し、国際物流に進出します。
  4. 2008年ICカード「⁠nimoca」のサービスを始めます。

いま何に賭けているか

小田急電鉄

経営ビジョン「⁠UPDATE 小田急〜地域価値創造型企業に向けて〜」のもと、成長領域への積極投資、株主還元の強化、人的資本の拡充を重点にしています。連結財務目標は、2026年度にROE8.0%・営業利益540億円、2030年度にROE10%以上・営業利益800億円以上です。

西日本鉄道

企業理念は「⁠『⁠出逢いをつくり、期待をはこぶ』事業を通して、“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけ、地域とともに歩み、ともに発展します。」です。長期ビジョン「⁠にしてつグループまち夢ビジョン2035」のもと、2026年度からの第17次中期経営計画で「⁠沿線まちづくりの推進と深化」「⁠まちづくりソリューションの域外展開」「⁠産業サポート分野の事業拡大」を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い小田急電鉄のほうが景気の波に強い。

よくある質問

小田急電鉄と西日本鉄道はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は小田急電鉄が約616万円、西日本鉄道が約457万円。小田急電鉄のほうが約159万円高い。
小田急電鉄と西日本鉄道はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は小田急電鉄が16.2時間、西日本鉄道が17.8時間。大きな差はない。
小田急電鉄と西日本鉄道はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は小田急電鉄が69.9点、西日本鉄道が59.1点で、小田急電鉄が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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